新たな文化交流の場「黒の研究所」が1周年記念パーティを盛大に開催

「黒の研究所」1周年パーティの盛況な模様

2025年9月6日（土）、日本で唯一“黒”をテーマにした研究・文化発信機関「黒の研究所」が設立1周年を祝うパーティを開催しました。主催は、東京都中央区に本社を置く株式会社東京ソワール。約100名の人々が集まる中、さまざまなコンテンツが展開され、参加者は“黒”の新たな魅力を体感しました。

忘れられないオープニング演奏

パーティは、ピアニスト平井真美子氏による即興演奏で始まりました。彼女の演奏は、“黒”をテーマにした独創的なもので、会場はその深い音色に包まれました。この瞬間、参加者たちは“黒”にまつわる新しい感覚を実感したようです。

参加者参加型展示

さらに、来場者が“黒”に関連するものを書き込む参加型展示「黒と聞いて思いつくものは？」も用意されていました。ポストイットに自由にアイデアを書き込み、パネルに貼り付ける形式は、参加者同士での会話を生み出し、非常に盛り上がりました。

さまざまなスピーチ

名取和幸氏（日本色彩研究所理事長）、荒川徹氏（京都紋付）、清藤鉄平氏（暗素研）らが登壇し、各自の視点から“黒”についてのスピーチを行いました。名取氏は、色彩の世界は目だけでなく、味、音、感触、香りなど、さまざまな感覚で感じることができると教え、特に絵本「くろはおうさま」を紹介しました。

また、暗素研が持つ世界一黒い塗料「黒色無双」が塗られたリンゴ模型も展示され、光を反射せず、まるで立体感が消失する様子は参加者に驚きをもたらしました。