2026年、アメリカ建国250周年を祝う注目の観光施設とイベント

アメリカ合衆国が2026年に迎える建国250周年は、全国各地で新たな観光スポットや記念イベントが続々と登場する特別な年となります。観光マーケティング機関であるブランドUSAは、日本を含む世界中の旅行者に向けて、公式ポータルサイト「AmericaTheBeautiful.com」を通じて最新情報を提供しています。ここでは、特に注目すべき新施設やイベントをピックアップしてご紹介します。

新たな家族向けアトラクション

テネシー州に位置するドリーウッドでは、2026年春に屋内型複合アトラクション「ナイトフライト・エクスペディション」が誕生予定です。この施設は、世界初の屋内型ジェットコースターとラフティングを融合させたもので、夜のスモーキー山脈をジェットコースターで疾走し、50万ガロン以上の水流を駆け抜けるスリル満点の体験が楽しめます。このように、家族連れで楽しめる新しいアトラクションが増えることで、訪れることで得られる思い出がさらに増えることは間違いありません。

ホテルやアクセスのアップグレード

フロリダ州タンパでは、最新の5つ星ホテル「ペンドリー・タンパ」が開業予定で、220室のデザイン性に優れた客室やスパ、屋上プール、リバーフロントのレストランなど、贅沢な施設を提供。南部各州では、アイルランドのエアリンガスがダブリンからノースカロライナ州への直行便を新たに開設するなど、アクセス面でも利便性が高まっています。

文化を感じる施設とイベント

ルイジアナ州のマルディグラ・ミュージアムが再オープンし、新たに地域文化を紹介する役割を果たします。また、セントルイスでは、ブリティッシュ・エアウェイズがロンドンとの直行便を運航開始し、イギリスやヨーロッパからの観光客がアクセスしやすくなります。さらに、サンタモニカでは、ルート66誕生150周年を記念したイベントが開催され、伝説のハイウェイをテーマにした様々な催しが行われる予定です。

多様な観光体験を提供する新施設

アリゾナ州フェニックスへ向かうチャイナエアラインの直行便が開設され、アジアからの旅行者が佐エリゾナの美しい大自然やゴルフリゾートに訪れるチャンスが増えます。同時に、カリフォルニア州にあるサンタクルーズ初の高級ビーチフロントホテル「ラ・バイア・ホテル＆スパ」が開業し、モントレー湾を望む贅沢な宿泊体験を提供します。

サステナブルな旅行体験

オレゴン州が全米初のアクセシビリティ認証州に選ばれ、バリアフリー基準が全国で初めて整備されました。これにより、障がいのある旅行者も安心して訪問できる環境が整備されることになります。

ブランドUSAのプレジデント、フレッド・ディクソンは、「2026年はアメリカが一世代に一度の特別な節目を迎える年です。全米各地では、歴史的な記念イベントや新たな観光施設の開業など、“アメリカらしさ”を体感できる機会が広がることを期待しています」とコメントしています。これらの新たな施設やイベントは、アメリカという国がもつ多様性や魅力を再発見するための絶好のチャンスです。旅行者はこの機会を利用して観光計画を立てることがおすすめです。