映画『恋愛裁判』音楽監修にBlack Cat White Cat Musicが参加！新たな挑戦

Black Cat White Cat Music、映画『恋愛裁判』で音楽監修

株式会社Black Cat White Cat Music（以下、BCWC Music）は、2026年1月公開予定の映画『恋愛裁判』において、ミュージックスーパーバイザーとしての役割を務めることが決定しました。ミュージックスーパーバイザーとは、音楽の設計を監督し、作品に深みを与える重要なポジションです。

この役割は、まずシーンにどの音楽を用いるかを決めるスポッティングから始まります。また、参考楽曲の選定や、既存楽曲のライセンス取得、音楽の方向性策定も含まれます。音楽を通じて、観客に物語をより強く伝えられるように設計するため、BCWC Musicはこの役割の重要性を強調しています。

トーマス・ゴルビッチ氏の招聘

BCWC Musicの代表である松宮聖也氏が、2024年にミュージックスーパーバイザーの役割を広めるため、世界的な著名人であるトーマス・ゴルビッチ氏（ドラマ『ブレイキング・バッド』『ウォーキング・デッド』の音楽監修）を日本に招致しました。このトークイベントには多くのプロデューサーが参加し、ミュージックスーパーバイザーの役割と実践についての理解を深めました。

松宮氏の取り組みにより、このイベントは多くの関心を集め、映画『恋愛裁判』へのオファーが実現しました。これを契機として、BCWC Musicは音楽監修の知識と経験を作品制作に活かし、業界内での認知を高めることを目指しています。

ミュージックスーパーバイザーの価値

BCWC Musicの松宮氏は、「ミュージックスーパーバイザーという役割が作品に与える価値を、多くの方に実感してほしい」と述べています。その中で、トーマス・ゴルビッチ氏を日本に招いた取り組みは、国内でのこの役割の意義を広める第一歩だったと振り返りました。

今後、音楽を通じて物語を理解し、作品全体に深みを持たせるこの役割の重要性が、さらに多くの日本の映像制作で活かされていくことが期待されます。BCWC Musicは、海外のエッセンスを日本に持ち込み、日本の音楽を世界に広めることに力を入れています。

会社概要とビジョン

BCWC Musicは、2018年に設立され、東京、ロサンゼルス、タリンを拠点に活動する音楽エージェンシーです。各国のアーティストとの広範なネットワークを駆使し、国境を超えた音楽制作を行っています。映画や広告など、幅広いジャンルの音楽制作を手がけています。

BCWC Musicが目指すのは、音楽だけでなく作品全体に寄り添った音楽表現の設計です。今後もこのプロジェクトを通じて得た知見を活かし、業界における新たな価値の創造に貢献していくことが期待されます。映画『恋愛裁判』を通じて、ミュージックスーパーバイザーという役割の重要性が多くの人々に認知されることを願っています。