EPOがメジャーデビュー45周年を祝うライブを開催!
日本のシティポップを象徴するアーティスト、EPOがメジャーデビューから45年を迎え、東京と大阪で記念ライブ「EPO ベスト・ヒット・ライヴ 〜45th ANNIVERSARY PARTY!!〜」を開催しました。このイベントは、45年の軌跡を振り返りつつ、特別なパフォーマンスを届けるものとして、ファンから大きな注目を集めました。チケットは両公演ともに完売し、会場はEPOの楽曲を愛する多数のファンで埋め尽くされました。
1990年代の名曲「DOWN TOWN」や「土曜の夜はパラダイス」、さらには「う・ふ・ふ・ふ」といった数々のヒットで知られるEPO。近年のシティポップブームも影響し、彼女の新たなスタイルが再評価されるほど、多くのリスナーによって支持されています。EPOは、特に「今の音楽界で自分がどのように表現できるか」を意識しながら、45周年の舞台を迎えています。
ライブ前のインタビューでは、EPOは過去の経験について語りました。「20代の頃は多忙によって音楽への楽しさを見失った時期もありました。しかし自分の声が出る限り、様々な音楽に挑戦したいと思い、ロンドンに渡ったり、帰国後には自分の内面を歌うことに力を入れました」と振り返り、アーティストとしての自由を強調しました。「コロナ禍での活動制限から、45周年を祝いながら元気に再会できる奇跡を感じています。」とも述べ、ファンとの絆を深める喜びを表現しました。
開演時間になると、白シャツに身を包んだEPOが登場。彼女はファンの熱気を受け止めながら、「くちびるヌード・咲かせます」でショーを開始しました。続いて「うわさになりたい」を披露し、会場は一層の盛り上がりを見せます。「この場所で歌うのはとても久しぶりですが、皆さんは覚えていてくれて本当に嬉しいです」と挨拶し、満面の笑顔に包まれました。
バンドメンバーには、EPOの高校の友人が多く含まれ、懐かしいトークが展開される場面も。彼らは、当時の思い出を語り合いながら、EPOの名曲を見事に演奏しました。MCの温かい雰囲気の中で、様々な楽曲が次々と披露される度に、観客も一体となり、「DOWN TOWN」や「土曜の夜はパラダイス」では会場全体が手拍子で応じ、歌声が響き渡りました。
途中で衣装を変え、後半では新アルバム『EPOFUL』からも多くの楽曲が披露され、ファンとの交流が一層深まりました。最終的に、彼女はアンコールで再び白いドレス姿となり、「Vitamin E・P・O」や「う・ふ・ふ・ふ」をファンと共に歌い上げ、観客も感激の涙を流す場面が見られました。
記念ライブを経て、EPOは10月1日にアルバム『EPOFUL』のリリースを予定しています。このアルバムは、大人のためのポップスとして仕上げられ、EPO自身が「自信作」と語るほどの仕上がりとなっています。収録曲には、「同窓会の知らせが届いた」や「Gift~あなたはマドンナ」などが含まれ、EPOの音楽人生を凝縮した内容となっています。豪華な32ページのブックレットも付属し、多彩なビジュアルが楽しめる一品となっています。世代を超えて愛され続けるEPOの音楽を、ぜひ手に取って耳にしてほしい。
公式ホームページでは新アルバム『EPOFUL』の詳細も確認できるので、ファンは必見です。