銚子丸が新しい社歌「しあわせの舞台」を発表
千葉県に本社を置く株式会社銚子丸が、会社の理念を反映した新社歌「しあわせの舞台」を制作し、2025年7月7日(月)に公式YouTubeチャンネルでミュージックビデオ(MV)の公開を予定しています。また、Apple MusicやSpotify、LINE MUSICなどでの音楽配信も同日に開始します。
新社歌の背景
銚子丸は創業以来「お客様に真心を提供し、感謝と喜びを頂く」という理念を大切にしています。店舗は「舞台」、従業員は「劇団員」というユニークな呼称で、お客様にお寿司の喜びを届けるという「劇場コンセプト」を採用しています。2024年初めから始まった新たなビジョン策定プロジェクトを通じ、現場の声を基に新しい企業ミッションが生まれました。「地域に人情と活気があふれるおもてなしの舞台を創造する」という新たなビジョンが掲げられ、その一環としてこの社歌制作が進められました。
楽曲「しあわせの舞台」の魅力
社歌「しあわせの舞台」は、銚子丸に関わるすべての人々への感謝と幸せを願った内容になっています。バンドサウンドを基盤に、ストリングスやブラスを加えた壮大であたたかいアレンジが印象的で、幅広い世代に親しまれる楽曲に仕上がっています。作曲を担当した樋口太陽氏は、様々なメディアで活躍している人気の音楽プロデューサーです。ボーカリストにはSUIが起用され、従業員によるコーラスも楽曲の味付けをしています。
ミュージックビデオの制作
このミュージックビデオは、漁港からお客様の元に寿司が届くまでの流れを描いています。撮影は5日間にわたり、銚子港での水揚げや醤油工場での仕事の様子、劇団員の仕事風景などが収められています。映像監督は、Vaundyやくるり、サンボマスターなどのMVを手掛けた藤代雄一朗氏が務め、ドキュメンタリーとMVの要素を融合させた作品に仕上がっています。
樋口太陽氏の想い
樋口氏は、社歌とテーマソングの間に生まれる軽やかな楽曲のギャップが従来の社歌のイメージを覆すと話しています。彼は「休日にドライブしながら聴けるような、気軽で楽しめる曲を目指しました」と語ります。銚子丸には3000人以上の劇団員が在籍し、社歌は全従業員が共感できるように作られています。
企業理念の浸透とブランディング
銚子丸では、社歌の制定と同時に「コンパスブック」という新しい行動指針を策定しました。これは社員が理念やビジョンを感じやすくし、日々の行動に反映させることを目的としています。これまでの赤い手帳から刷新されたこの指針は、現代の多様な働き方を考慮して作られています。社歌はそのビジョンの実現に向けた重要な一歩であり、組織の一体感とブランド価値の向上に寄与することが期待されています。
企業情報
株式会社銚子丸は、日本各地に92店舗を展開し、鮮度にこだわった回転寿司を提供しています。劇場のような楽しさを感じられる店づくりや、従業員の多様性を尊重した経営を行っています。選りすぐりのネタを使用した「捌きたて」「握りたて」「作りたて」のお寿司が魅力です。
「しあわせの舞台」は、2025年7月7日から各種音楽配信サービスで聴けるようになる他、YouTubeでも楽しむことができます。新社歌を信じて進む銚子丸の未来に注目です。