でんぱ組.incとのコラボで新たな音楽体験を提供したXRライブが評価を受ける

新たな音楽体験を提供する「Hyper Music Venue」

株式会社STYLYが手掛ける、でんぱ組.incとのコラボレーションによるXRプロジェクト「Hyper Music Venue」が注目を集めています。XR技術を活用したこのプロジェクトでは、都市空間をライブステージに変え、新しい音楽体験の形を提示しました。

最終審査会が行われ、最優秀作品にHajime Takashi氏の「でんぱ組.inc LIVE at 宇宙渋谷ドーム」が選ばれました。この作品は、アイドルであるでんぱ組.incが宇宙でのライブを行うという想像を基に制作され、自由な発想が評価されました。「Hyper Music Venue」プロジェクトでは、AR技術を駆使して渋谷スクランブル交差点を舞台にライブが展開され、あたかも街全体がステージに変貌したかのような演出が施されました。

最優秀作品の内容

受賞作品:「でんぱ組.inc LIVE at 宇宙渋谷ドーム」

この作品のストーリーは、遠い宇宙の都市ででんぱ組.incがライブを行うという設定で、ドーム型の空間に惑星や衛星が浮かぶ中、サイリウムを振りながら観客が楽しむ様子が描かれています。
音楽とともに宇宙の神秘が体感できるこのライブ体験は、思わず引き込まれる魅力を持っています。

受賞の背景

Hajime Takashi氏は、「でんぱ組.incの魅力と渋谷の特徴を融合させることを目指した」と述べ、XRの技術によって新たな視点を提供できたことに感謝の意を示しました。また、審査員からは「物量や世界観に熱意を感じた」という評価も得ており、作品のディテールにこだわり抜いた結果が高く評価されました。

スポンサーからの評価

でんぱ組.incのメンバーからも、現実とバーチャルが融合する演出について絶賛の声が上がっています。通行人がまるでオーディエンスのように感じられる演出は、これまでのライブ体験とは一線を画すものでした。

審査員特別賞とファイナリスト作品

今回のプロジェクトの応募作品には多数の優れた作品が寄せられ、その中から特別賞に選ばれたKAGIさんの「HELLO from DEARSTAGE」も注目に値します。さらに、ファイナリストには「Dempagumi.inc Hyper Music Venue Shibuya」や「Hyper Music Venue 2024_DEMPA」など、多様な作品が選出され、各々が新しい音楽体験の可能性を秘めています。