幻想会開催レポ
2025-10-31 14:24:18

Moi-même-Moitiéが紡ぐ幻想的な夜、初の文化イベント「幻想会」を開催

Moi-même-Moitiéが創る不思議な空間



2025年10月6日、銀座ライオン クラシックホールにて、ゴシック&ロリータファッションブランド「Moi-même-Moitié」による初の文化イベント「幻想会 ― 同じ宿命を持った堕天使たちの狂宴 ―」が行われました。主催した株式会社タナクロの田中淳也社長の挨拶で幕を開けたこのイベントは、独自の美学と哲学を音楽やパフォーマンスを通じて体感できる特別な時間です。

一夜限りの特別な体験



このイベントのチケットは、オンラインサロンでの先行販売から急速に売り切れ、参加者はブランドのドレスコードを遵守して非日常的な体験に挑みました。会場は、99本のキャンドルライトに照らされ、薄暗いトーンで幻想的な雰囲気が漂います。そこには静止した双子のピエロが待機し、静寂を破りながら観客の前に姿を現しました。ピエロたちは言葉を使わずに“喜怒哀楽”を表現し、観客を驚かせつつ、非日常の世界に引き入れます。

始まりの扉を開くヴァンパイアの帰還



ピエロが舞台を去ると、ヴァンパイア風の装いをしたローズ伯爵が静かに登場します。彼は独特の語り口で物語を紡ぎ、幻想的な夜の幕開けを宣言しました。この瞬間、参加者は一気にその世界観へと引き込まれていきます。

音楽、舞、ファッションの融合



初めに登場したのは、Jill(Unlucky Morpheus)と星野沙織(soLi)によるヴァイオリンユニット「TONERICO」。彼らはbrandの衣装—ジャケットとスカートを異なる色で纏い、クラシックからロックまで多彩な演奏を披露しました。中でも「月下の夜想曲」のカバーは、聴衆を魅了しました。

続いて浜崎容子(アーバンギャルド)が登場し、天使をテーマにした楽曲を美しく歌い上げ、普段とは異なる一面を見せて観客を驚かせました。その後、静けさの中で舞うダンサーの山之口理香子が現れ、光を頼りに優雅な振り付けを展開。会場全体が美と神秘に包まれ、まるで儀式そのもののような空間が広がります。

ファッションショーと闇の王



イベントの後半では、Moi-même-Moitiéの最新コレクションを反映したファッションショーが行われました。モデルたちの個性が引き立ち、ブランドの魅力を余すところなく伝えました。さらに、プロデューサーのManaが姿を現し、「闇の王」として演出される様子は、観客の心を掴みました。音楽と舞、ファッションが融合した名誉のフィナーレが訪れるのです。

今後への期待と展望



本イベントのハイライトをまとめた映像は、10月31日よりMoi-même-Moitié公式YouTubeチャンネルで公開される予定です。新作アイテムの情報や出演モデルのソロショットもSNSで順次公開予定で、今後の動向から目が離せません。

1999年に設立され、今年で27年を迎えるMoi-même-Moitié。これからも独自の「青薔薇の美学」を掲げ、日本のゴシック・ロリータ文化を代表する存在として、幻想と現実を結びつける新たな表現方法を探求し続けることでしょう。是非、その活動にご注目ください。

公式サイト | YouTubeチャンネル


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