音楽配信代行サービス「narasu」が新たにTIDALとQobuzに楽曲登録を開始
音楽市場の拡張に伴い、音楽配信代行サービス「narasu(ナラス)」が新たにTIDAL(タイダル)とQobuz(コバズ)への楽曲登録を始めました。これにより、アーティストは追加料金なしで新たなプラットフォームに音楽を届けることができ、これからの展開がますます楽しみです。
新LYと配信ストアの概要
TIDAL(タイダル)
TIDAL公式サイトによると、このプラットフォームは特にアメリカ、イギリス、ヨーロッパを中心に高音質のストリーミング体験を提供しています。TIDALは、ユニークな体験を謳った音楽ストリーミングサービスであり、アーティストが表現したい曲の魅力を引き出すために最高の音質で楽しめることが特徴です。ロスレスオーディオ体験やHiFi音質で視聴できるため、ファンにとっても特別な場となっています。
Qobuz(コバズ)
一方、
Qobuz公式サイトは、日本、イギリス、ヨーロッパにおいてハイレゾ音源を含む高音質な音楽配信サービスです。ユーザーはストリーミングだけでなく、ダウンロードも利用でき、エディトリアルコンテンツの質の高さや推奨アルバムのクオリティで他のプラットフォームとは一線を画しています。特にハイレゾ音質に重きをおいており、音楽愛好者にとっては理想的な環境が整っています。
narasuの魅力
narasuを利用するアーティストは、全ての楽曲を無制限にストリーミング可能なプランを選択でき、国内初の月額サブスクリプション型「配信し放題プラン」が特に注目されています。また、リリースごとに料金を支払う「1回払いきりプラン」も選べるため、アーティストや楽曲に合わせた柔軟な選択が可能です。
加えて、YouTubeを利用した収益化も視野に入れることができるため、更なる活動の幅が広がります。ボカロや音声合成ソフトを用いた楽曲配信も行っており、現在69キャラクターが使用可能で、より多様なスタイルの音楽が届けられることに期待が寄せられます。
今後の展開
narasuは、現在180ヵ国以上で49のストアに楽曲を登録可能としており、今後も新たな配信ストアを増やしていく計画にあります。アーティストの音楽を世界中のリスナーに届けることを目指し、さらなるサービス向上に取り組む姿勢は、音楽配信業界にとっても励みとなるでしょう。
企業について
株式会社ローディアムは2005年に設立され、クリエイティブなデザイン業務から始まりました。音楽配信事業としての「narasu」を2020年に開始し、音楽業界への影響を強めています。会社は音楽だけでなく、映像配信事業にも進出予定で、今後の展開も目が離せません。
公式リンク
「narasu」は、アーティストの可能性を広げ、音楽を世界中に届けるための強力なパートナーとなることでしょう。