AJA社新製品発表:映像制作のIP化を加速する最新ソリューション
株式会社アスクがAJA社の新製品およびアップデートを発表しました。これらの製品は、映像制作現場におけるIP化の進展を背景に、ワークフロー全体を徹底サポート。具体的には、シンクジェネレーターの「OG-GEN10」、SDIからSMPTE ST 2110への変換を行う「IP25-R v2.0」、そしてライブ制作・配信ソリューション「BRIDGE LIVE IP」が登場しました。
1. HD/SDシンクジェネレーター「openGear OG-GEN10」
OG-GEN10はHD/SD/AES-11シンクジェネレーターで、最大9系統のHD/SDリファレンス出力に加え、1系統のAES-11オーディオリファレンスを出力できます。この機器は、複数の機器が正確に同期するための強力なサポートを提供します。
また、ROD DashBoardソフトウェアを使えば、リモート設定や制御も容易。安定した同期環境を構築することができるため、制作現場での信頼性が大幅に向上します。
2. IP25-R v2.0による双方向変換機能の強化
新たに発表された「IP25-R v2.0」では、ファームウェアのアップデートにより、送信(Tx)モードが追加されました。この機能によって、12G-SDIからSMPTE ST 2110およびHDMIへの双方向変換が可能になります。従来の受信(Rx)機能に加え、運用の効率をさらに高めることができるでしょう。
今回は、Rxモードの対応チャンネル数も拡張され、4ストリームから6ストリームに対応しました。これにより、既存ユーザーは無償でアップデートを受けられ、よりスムーズなIP信号運用を実現します。
3. ライブ制作ソリューション「BRIDGE LIVE IP」
「BRIDGE LIVE IP」は、SMPTE ST 2110と各種IP映像コーデックの間で双方向変換を行うライブ制作・配信ソリューションです。コンパクトな1RU筐体に収められており、最大4チャンネルのUltraHD、または最大16ストリームのHD処理に対応しています。
主要なプロトコルであるH.264、H.265、SRT、HLSなどをサポートしているため、リモートプロダクションやOTT配信、CDNとの連携にも柔軟に活用可能。従来の衛星回線や専用線に代わる柔軟なIP伝送手段としても価値があります。
4. 製品の想定用途
これらの新製品は、特に以下のような場面での利用が考えられています。
- - 放送局や中継制作現場
- - ライブ配信やイベント制作会社
- - IPベースの制作環境を構築している企業
- - 既存のSDI設備をIPに統合する予定のユーザー
5. AJA Video Systems社について
AJA Video Systemsは、1993年から放送、映画、プロAV、ポストプロダクション分野向けの高品質な映像技術を提供してきた企業です。柔軟なベースバンドおよびIPビデオ/オーディオインターフェースなど、多岐にわたる製品を展開しています。全製品はカリフォルニア州の本社で設計・製造され、世界中のリセラーを通じて販売されています。
詳しい製品情報は、
AJAの公式ウェブサイトをご覧ください。