芸術で笑顔を!
2025-10-23 09:04:36

病児のための芸術教育がもたらす新たな喜びと希望

病児のための芸術教育がもたらす新たな喜びと希望



病気や入院の影響で通常の生活が困難な子どもたちが、音楽や美術、ダンスを通じて新たな出会いや発見を体験できる場所、それが「みんなの芸術学校〜こどもホスピス芸術学校」です。この活動は、認定NPO法人あっちこっちが2021年から始めたもので、病気と向き合う子どもたちに対して、アートを用いたプログラムを提供することを目的としています。

活動内容と特徴



この学校では、病気の子どもたちがそれぞれ元気を取り戻せるように、個々の希望に寄り添った授業を展開しています。授業は主に「個別授業」と「合同授業」の二つの形態で行われます。

個別授業



個別授業では、患者さん一人一人の体調や希望に応じて、約1時間のマンツーマンで行います。家族や友人も参加でき、参加者が安心して楽しい時間を過ごせるように心がけています。

合同授業



合同授業では、複数の子どもたちが集い、共に創作や体験を楽しむことができます。ここでは音楽家やアーティストによるコンサートやワークショップが定期的に開催され、参加者はただ鑑賞するだけでなく、実際に体を動かしたり、作品を作ったりすることができる機会を持つのです。

音楽、美術、ダンス三つの体験



音楽



音楽の授業では、プロの奏者とピアニストが一緒になり、個々の能力を伸ばすためのレッスンを催します。例えば、誕生日のお祝いでは、歌とピアノが結びつき、家族全員が参加する温かい場が作り出されました。歌や楽器での参加を促し、子どもたちの表情はどんどん明るくなります。

美術



美術の授業においては、アイデア豊かな作品が生まれる瞬間が見られます。粘土での工作や絵画に取り組み、子どもたちの想像力を引き出すアプローチが考えられています。自由な表現を楽しむ中で、独自のアートを作り上げる体験が得られるのです。

ダンス



また、ダンスの授業では、普段の動きが制限される中でも楽しめる内容が取り入れられており、座ったままでできる工夫も施されています。生演奏をバックに、体を動かす楽しさを実感できる瞬間がここにあります。

オンライン授業の実施



このような授業は、外出が難しい子どもたちのためにオンラインでも提供されています。自宅にいながら、プロのアーティストとの交流が楽しめるこの取り組みは、芸術が持つ力を痛感させられるものです。

参加者の声



参加したお子さんや家族からは、「また参加したい」との声が多く寄せられています。特に家族で一緒に楽しめるプログラムは、日常生活では実現できない貴重な体験となっているようです。子どもたちの笑顔や、親の感謝の言葉が何よりの支えとなっています。

今後の展望と支援のお願い



「みんなの芸術学校〜こどもホスピス芸術学校」では、今後も子どもたちがアートを通じて心を開き、自分を表現する機会を提供し続けていきます。しかし、活動の運営には多くの資金が必要です。具体的には、1回の開催に約8万円の費用が掛かります。この費用は、個人の寄付によって支えられています。

皆様からの支援は、病と闘う子どもたちに一緒に学ぶ機会をもたらす重要な一歩です。少額でも支援していただけることで、心豊かな体験を提供できる場が広がることを願っています。寄付の詳細については、認定NPO法人あっちこっちの公式ホームページをご覧ください。

お問い合わせ先



  • - 団体名: 認定NPO法人 あっちこっち
  • - 所在地: 〒231-0752神奈川県横浜市中区日竹之丸61-5
  • - 電話番号: 090-1261-1308
  • - メール: info@acchicocchi.com


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