大阪音楽大学にて特別講演が実施!
2025年の創立110年を迎える大阪音楽大学が6月15日(日)に、特別講演「現代の作曲家に必要なこと ~未来の音楽クリエイターに向けて~」を開催します。この講演を行うのは、映画やドラマの音楽で知られる作曲家、千住明氏です。彼は2026年4月に新設される音楽クリエイター専攻の客員教授に就任し、初めての公の場に登場します。
千住明氏は、東京藝術大学で作曲を学び、多くの名曲を生み出してきた実績ある作曲家です。教育者としての一歩を踏み出す彼が、高校生やその保護者に向けて、音楽の世界でのリアルな経験や知見を伝えることで、未来の音楽クリエイターを育成することが期待されています。特に、音楽界の変化に対応するために必要なスキルや視点について語られる内容は、これからの音楽業界を目指す若者にとって非常に貴重なヒントとなるでしょう。
他のイベントも充実
講演は11時から12時までの間に行われますが、オープンキャンパスではそれだけでなく、木村悦子特任教授によるヴァイオリンの公開マスタークラスや、無料トライアルレッスンも実施されます。また、音楽専攻の体験イベントやキャンパスツアーも用意されており、参加者は大阪音楽大学の学風や雰囲気を体感できる機会となっています。さらには、先輩たちとの交流の場やスタッフによる個別相談、入学者選抜の説明会なども行われる予定です。
音楽クリエイター専攻の特徴
2026年に新設される音楽クリエイター専攻では、ポップスやゲーム音楽、映画音楽、サウンドデザイン、ミュージカルなど、広範な音楽ジャンルを学ぶことができます。この専攻の特徴は、現役の作曲家が教員陣として揃っていることです。基礎からプロレベルまでを習得できるカリキュラムが設定されており、個別レッスンを通じて創造性をさらに高める環境も整っています。特に、学内にはプロ仕様の録音スタジオが完備されており、学生が自作曲をレコーディングできる機会が提供されるなど、実践的な経験が積める点が大きな魅力となっています。
大学の将来に向けたビジョン
大阪音楽大学は、音楽制作だけでなく、教育者やプロデューサー、エンジニアの育成にも力を入れています。「音楽で、はたらこう。」をスローガンに掲げ、音楽の未来を担うクリエイターを多角的に育成することを目指しています。音楽クリエイター専攻は、自己表現と専門的なスキルを身につけるための新たなステージとして位置付けられています。音楽に興味のある高校生は、この特別講演と充実したイベントにぜひ参加し、新たな刺激を受け取ることをお勧めします。
詳細な情報については、大阪音楽大学の公式サイトやオープンキャンパス特設サイトをチェックしてみてください。参加申し込みは必須となりますので、早めの予約をお忘れなく!