第19回ショパン国際ピアノコンクールでSK-EXが素晴らしい成績を収める

第19回ショパン国際ピアノコンクールの結果

2023年10月2日から23日までポーランドで開催された第19回ショパン国際ピアノコンクールにて、株式会社河合楽器製作所が誇るShigeru Kawaiフルコンサートピアノ『SK-EX』を使用したコンテスタントが素晴らしい成績を収めました。

特に、中国のズートン・ワンさんは見事に第3位を獲得し、ポーランドのピオトル・アレクセヴィチさんとマレーシアのヴィンセント・オンさんが共に第5位に入賞しました。結果は以下の通りです。

結果一覧

- 第1位: エリック・ルー [Eric Lu]（アメリカ）
- 第2位: ケヴィン・チェン [Kevin Chen]（カナダ）
- 第3位: ズートン・ワン [Zitong Wang]（中国）【SK-EX使用】
- 第4位: ティエンヤオ・リュー [Tianyao Lyu]（中国）
- 第4位: 桑原志織 [Shiori Kuwahara]（日本）
- 第5位: ピオトル・アレクセヴィチ [Piotr Alexewicz]（ポーランド）【SK-EX使用】
- 第5位: ヴィンセント・オン [Vincent Ong]（マレーシア）【SK-EX使用】
- 第6位: ウィリアム・ヤン [William Yang]（アメリカ）
- ファイナリスト: ダヴィッド・クゥリクリ [David Khrikuli]（ジョージア）
- ファイナリスト: ティエンヤオ・リー [Tianyou Li]（中国）
- ファイナリスト: 進藤実優 [Miyu Shindo]（日本）

コンクールについて

ショパン国際ピアノコンクールは1927年から始まり、現在は5年ごとに開催されている世界的に名高いコンテストです。このコンクールでは、フレデリック・ショパンの作品を用いて、若手ピアニストたちがその技術や音楽性を競い合います。今回のコンクールでは84名のコンテスタントが参加し、三次審査を通過した11名がファイナルで演奏しました。

公式ピアノとしての役割

河合楽器製作所は1985年の第11回大会以降、ショパン国際ピアノコンクールにおいて公式ピアノを提供してきました。今年も5社が公式ピアノを提供し、当社の『SK-EX』は多くのコンテスタントに選ばれました。

SK-EXの特長

Shigeru Kawaiフルコンサートピアノ『SK-EX』は、2001年に発表された当社のフラッグシップモデルであり、音楽の最高の表現力を求められるコンサート用に設計されています。振動板には高品質な素材を使用し、伝統的な手作りプロセスを経て生まれました。また、ウルトラ・レスポンシブ・アクションⅡによって、優れた連打性と安定したタッチ感が実現されています。最も繊細なピアニッシモから、力強い響きまで幅広く対応できるように設計されています。