乳がんを知る〜正しい理解が治療の第一歩〜
公益財団法人がん集学的治療研究財団が2026年2月22日に、東京都の東京ウィメンズプラザで『乳がんを知る〜正しい理解が治療の第一歩〜』をテーマにした市民公開講座を開催します。この講座では、乳がんに関する知識の普及が目的です。昨今、特に若年層の罹患が増加している乳がんについて、早期発見の重要性や正しい知識の必要性が強調されます。
講座内容
メイン講師には、杏林大学医学部付属病院の乳腺外科教授である井本滋先生が登壇し、乳がんの基礎知識や最新の治療法について講演を行います。また、一般社団法人CSRプロジェクトの代表理事である桜井なおみ氏、さらに乳がん経験者でありシンガーのLiLu氏も参加し、それぞれの視点から「乳がんを正しく理解する重要性」を伝えます。特にLiLu氏によるミニコンサートも予定されており、彼女の体験を交えたメッセージが聞ける貴重なチャンスとなります。
パネルディスカッション
講演後には、井本滋先生、桜井なおみ氏、LiLu氏の3名によるパネルディスカッションが予定されています。ここでは、乳がんの医学的な側面だけでなく、患者やその家族が直面する社会的、心理的な問題についても話し合われます。このディスカッションを通じて、参加者は多角的な視野から乳がんについて学び、共感を深めることができるでしょう。
開催概要
- - 日時 : 2026年2月22日(日)14:00〜16:15(13:30受付開始)
- - 会場 : 東京ウィメンズプラザホール
- - 参加費 : 無料
- - 対象 : 乳がんに関心のある方ならどなたでも参加可能
- - 定員 : 先着順(定員に達し次第終了)
この公開講座は、乳がんに対する理解を深める上での貴重な機会です。乳がんは日本人女性に多く見られる病気であり、正しい知識を持つことが患者の治療効果を向上させる上で非常に重要です。
専門家からのコメント
がん集学的治療研究財団の理事長である山岸久一先生は、「乳がんは日本人女性が最も罹患するがんであり、特に早期発見が治療効果に大きく影響します。しかし、未だに検診受診率は十分とは言えず、正確な情報を伝え、理解を深めていくことが必要です」と述べています。
登壇者の紹介
- - 井本滋先生: 国立がんセンターでの経歴を持つ専門医。
- - 桜井なおみ氏: 元コンサルタントで、がん経験を生かし患者支援活動に取り組んでいる。
- - LiLu氏: 乳がん経験後、音楽活動を再開し、定期健診の重要性を広める活動を行うシンガー。
この講座を通じて、多くの方が乳がんについての理解を深め、適切な情報を得られることを期待しています。参加申し込みは、
こちらから行えます。