新たなブランディング手法「Symboling」への進化
crack株式会社は、これまで2年間のARTブランディング事業において蓄積された事例をもとに、サービス名称を「Symboling(シンボリング)」へと刷新しました。これにより、企業の理念や社会的価値を効果的に可視化し、独自のブランドシンボルを創り出すことを目指しています。
Symbolingとは何か?
Symbolingの狙いは、企業が掲げる理念や独自の強みを言語化し、それをアートや音楽、アパレルによって視覚的に表現することです。この新しいプロセスは、企業の魅力を引き出すだけでなく、顧客や取引先、さらには採用候補者へのアプローチにもポジティブな影響を与えます。
企業が抱える課題
crackが企業と接する中で感じた課題の一つが、自社に自信を持てない従業員が多いことです。「御社のことを自慢してみてください」という質問を投げかけると、多くの人が自身の会社の良さを表現できないといった現実があるのです。このような状況を打破するために、crackは社員が自社の魅力を再認識し、自信を持てるようになることを目的としています。
Symbolingのメリット
Symbolingの導入によって、企業は以下のようなメリットを享受できます。
1.
魅力の可視化:企業の社会的価値を言語化し、報告会を通じて社員に周知します。
2.
自信の構築:アートや音楽を通じて自社の強みを視覚化することで、従業員が自社を誇りに思えるようになります。
3.
ブランド認知の促進:独自のシンボルを持つことにより、顧客や取引先の興味を引きやすくなる効果があります。
Symbolingの具体的な流れ
1. 魅力調査の実施
企業特有の社会的価値を見える化するために、顧客や社員からのヒアリングを通じて詳細なデータ分析を行います。
2. レポート作成
調査結果をもとに100ページ程度の詳細なレポートを作成し、企業の独自性や魅力を客観的に明らかにします。
3. 報告会の実施
そのレポートを基に、社員に自社の魅力をご紹介する場を設け、社内の「自社肯定感」を高めます。
4. アート・音楽による象徴の創出
世界的なアーティストと共に企業を象徴するアートや音楽を制作し、社会的な資産として長期的に企業に寄与します。
今後の展望
crackの代表である大野陣氏は、特にZ世代へ向けた情報発信の重要性を強調しています。視覚的で直感的なアプローチを通じて、企業が若者の興味を引く文化の形成を目指します。また、今後は大学との連携を通じて、Symbolingが企業に与える影響についての研究を進めていく考えです。
会社概要
crack株式会社は、未来に向けた新しい挑戦を続けるブランディング専門会社です。自社を自慢できない社員をゼロにするため、アートや音楽を用いて企業の社会的価値を可視化する「Symboling」の普及に挑戦しています。公式サイトでの情報提供も行っていますので、ぜひチェックしてみてください。