パレスチナ連帯デーに寄せて音楽と講演で思いを共有するイベント開催

2025年11月30日、東京大学駒場キャンパスで行われる「ガザの子どもたちのために」というイベントは、国連のパレスチナ人連帯デーを記念した意義深い集いです。この日、私たちはガザの子どもたちの状況を理解し、彼らを支援するために一堂に会します。

このイベントでは、2年間にわたる激しい戦争の影響を受けているガザの現状について、中東の専門家たちの貴重な講演があります。鈴木啓之さんが「ガザ戦争の2年」というテーマでお話しし、戦争がもたらした悲劇やその影響について詳しく論じます。また、酒井啓子さんも登壇し、「イスラエル一強がもたらす中東全域の再編」という観点から、地域の政治情勢を分析します。

さらに、当日は最新のガザの状況に関する報告が行われ、私たちがどのように支援を続けられるかについても触れます。これらの講演を通じて、参加者はガザで暮らす人々の実情をより深く理解し、関心を持つ機会を得ることができるでしょう。

今回のイベントの魅力の一つが、アラブ音楽の生演奏です。パーカッションの和田啓さん、ボーカルの松本泰子さん、バイオリンの西田ひろみさんといった素晴らしいアーティストたちが、音楽を通じて私たちの心をつなげ、ガザの人々への思いを共有します。音楽は文化の架け橋となり、私たちの心に深い感動を与えることでしょう。アラブ音楽のリズムに身を委ね、共鳴し合うひとときを楽しむ機会です。

イベントは、13時30分の開場から始まり、14時に開会します。申し込みはPeatixのイベントページから可能で、当日は受付でお名前を伝えるだけで参加できます。参加費は無料なので、どなたでも気軽に足を運んでいただけるのが嬉しいポイントです。

このイベントは、ガザの子どもたちや人々の苦難を忘れずに、その支援を考えるための重要な機会です。多くの人々が会場に集まり、共に考え、共に音楽を楽しむ時間を共有できることを期待しています。国際的な連帯が求められる今、私たちが一歩踏み出すことによって、少しでも多くの人々に希望を届けられることを願っています。ぜひこの特別な集いにご参加ください。