小宮寛平がSpotify Hits 2025で味の素賞を受賞！若手クリエイターの未来を切り開く

小宮寛平がSpotify Hits 2025にて味の素賞を受賞

ワンメディア株式会社に所属するプランナー、小宮寛平が、デジタル音声広告クリエイティブアワード「Spotify Hits 2025」の『Future Hitmakers』部門で、名誉ある味の素賞を受賞しました。このアワードは、世界中で約7億人のユーザーを誇るオーディオストリーミングサービスSpotifyが主催しており、広告フォーマットを活用したクリエイティブキャンペーンを表彰する目的で開催されています。11月10日に行われた授賞式では、若手クリエイターたちの才能が新たに注目されました。

新設された公募部門『Future Hitmakers』の意義

特に注目されるのは、昨年に引き続き開催された本アワードにおいて、30歳以下の若手クリエイターを対象とした新設の公募部門『Future Hitmakers』です。この部門は、若い才能にスポットライトを当て、オリジナリティあふれるアイデアを発掘することを目的としています。小宮寛平がこの部門で得た受賞は、彼の創造力と情熱の賜物と言えるでしょう。

小宮寛平の受賞プロジェクト『猫⾆クノール』

受賞に至ったプロジェクト名は、「猫⾆クノール〜聴き終えると、ちょうどいい温度になるプレイリスト〜」。これは、味の素株式会社のブランド、Knorr®（クノール）を対象にしたものであり、募集テーマは「味の素(株)商品ブランドと若者を音でつなぐコミュニケーション」です。音声メディアを活用し、特に若者向けにアプローチするアイデアが求められました。

プロジェクトのバー朱では、SNSプラットフォームで「猫舌」と「クノール」を含む投稿が多く見られることに着目。そこで、みんなが共感できる「猫舌でもクノールのスープを楽しみたい」というライフスタイルを提案しました。具体的には、お湯を注いでからスープが食べ頃になるまでの待ち時間をSpotifyで楽しむという新たなブランド体験を設計。音声広告の利用や、Spotifyの機能「The Stage」を活用して、待ち時間を豊かに過ごすことを提案しました。

審査員からの高評価

審査員である味の素株式会社の向井育子氏は、小宮のアイデアが「気持ちに寄り添う」ものであり、生活者の声に応えたデザインであることを評価しました。彼女は、「熱いスープを待つ時間を楽しむという視点が新しく、優しさや温かさが伝わるアイデア」と述べ、プロジェクトがブランドの価値にも強く結びついていると認めました。これにより、ブランドへの愛着が深まることが期待されています。

受賞を受けた小宮のコメント

受賞を聞いた小宮は、「このたびの受賞をとても光栄に思います。私自身、猫舌ということもあって、等身大の想いを形にできたと感じています」とコメントしました。さらに、彼は自分が自炊を通じて得たリアルな体験が企画の原点になったと話し、受賞者としての喜びを語りました。

次世代クリエイターへ向けたイベントの開催

今回の受賞を記念し、小宮はクリエイティブやSNSマーケティングに関心のある30歳以下の方々対象のミートアップイベントを開催することが発表されています。このイベントでは、受賞までのプロセスや日常の企画トレーニングについて、彼自身が講演します。小宮の経験から得られる貴重なノウハウは、次世代クリエイターにとっての大きな糧となることでしょう。