新たな音楽の試みが始まった。その名も「JT Rhythm Loop」第3弾。音楽プロデューサーMatt Cabが手掛けたこのプロジェクトは、音楽を通してJTグループが展開するさまざまな事業や取り組みを新たな視点で届けることを目的としています。今回の楽曲制作では、JT男女バレーボールチームを中心に、バレーボールの試合から得たリアルな音をレコーディングして使用しています。さらに、森の音や将棋の試合の音も融合し、ユニークでエネルギッシュなトラックが完成しました。
このプロジェクトは、3回目となる今回の発表は5月22日に公開される予定です。第1弾ではtofubeats、第2弾はSO-SOが参加しており、Matt Cabはその流れを受け継いでアメリカからこの音楽の旅に参加しました。実際に試合を観戦したMatt Cabは、その場の熱気や観客のエネルギーを感じ取り、それが彼のトラック制作に大きく影響を与えました。音楽に昇華されたバレーボールの熱は、聴く人にも確かに伝わってくることでしょう。
Matt Cabは、録音から曲の完成までの過程を楽しみながら、多くの音素材を組み合わせて作業を進めました。ドラムマシンにバレーボールの音を取り込み、そのリズムを基盤にしたトラックは、Queenの「We Will Rock You」を彷彿とさせる流れで構築されています。さまざまな音を素材として楽曲に盛り込むことで、ノスタルジックでありながらも新しい響きを創り出しています。ダンスミュージックやポップスを中心に活躍するMatt Cabのスタイルが存分に発揮されている点も魅力の一つです。
この楽曲のミュージックビデオには、制作過程の裏側を映した特別映像も収められています。実際に試合を観覧するMatt Cabや、音楽のトラック構築に関わるプロセスを示したメイキング映像が含まれ、視覚的にも楽しめる内容となっているのが特長です。音楽と映像が融合し、JTの「音」によって生まれた唯一無二の経験が感じられることでしょう。
「JT Rhythm Loop」プロジェクトを通じて、JTグループの多岐にわたる活動や取り組みの魅力を、多くの人々に伝えることが目指されています。日常に潜む「音」の楽しさを発見し、新たなインスピレーションを提供するこのプロジェクトは、音楽ファンだけでなくフィールド・レコーディングやサウンドデザインに興味のあるクリエイターにとっても見逃せないコンテンツです。
Matt Cabは、自己のスタイルを通して、音楽での表現を広げており、BTSや安室奈美恵、AIといったアーティストへの楽曲提供も行っています。彼の独自の音楽観や、制作に対する情熱が詰まった新たな作品、ぜひ動画や音楽を通して体感してみてください。
「音」をテーマにしたこのプロジェクトでは、サウンドロゴが印象的に登場し、視覚的にもリズムが生まれている様子が感じられます。これまでのJT Rhythm Loopの取り組みと合わせて、その多様さと面白さにぜひ注目してみてください。