高嶺のなでしこ、広州と上海での初ワンマンライブを振り返る
2023年6月20日と22日、クリエイターユニットのHoneyWorksがサウンドプロデュースを手掛けるアイドルグループ・高嶺のなでしこが、中国の広州と上海で初のワンマンライブを開催しました。両公演ともチケットは完売となり、合計で延べ2,200名を動員するという盛況ぶりでした。特に初日の広州・MAOLivehouseでは、地元ファンの熱気が会場を包み込みました。
ライブのスタート
ライブはおなじみのオーバーチュアからスタート。続いて「僕は君になれない」を披露し、彼女たちの赤い衣装が映える舞台が展開されました。ファンは「恋を知った世界」や「病名恋ワズライ」など、HoneyWorksらしい甘美な恋愛ソングに身を委ね、一体感が生まれました。「センパイ。」では、特に松本ももなのソロパートに大きな「ももな!」コールが上がり、そのサポートもひときわ熱を帯びました。
ファンとの一体感
イベント中のMCでは、涼海すうが「『たかねこ!』って言ったら『大好き!』って返してください」と煽り、会場全体が「大好き~!」という掛け声で応えました。このように、ファンとの一体感が高まる瞬間が多く見られ、彼女たちの人気の高さを証明しました。
中盤のエネルギッシュなパフォーマンス
ライブの中盤に差し掛かると、「美しく生きろ」から始まるビートのきいた楽曲が続き、観客も共に盛り上がります。「アドレナリンゲーム」では、可愛さとカッコよさを兼ね備えた高嶺のなでしこが際立ち、「決戦スピリット」ではファンと共にジャンプし、一体感を感じました。
そして、特に注目されたのは、HoneyWorksの「東京サマーセッション」を高嶺のなでしこ版としてカバーしたことです。清涼感溢れるバンドサウンドに、メンバーたちの元気なダンスがマッチし、新たな魅力を放ちました。
SNSで話題の楽曲とキュートな演出
続いて甘美な楽曲が続く中、「メランコリックハニー」や「可愛くてごめん」もパフォーマンスされました。SNSで話題になった「可愛くてごめん」は、TikTokなどで広まり、多くのファンがカメラを向けてその瞬間を記録しました。
その後、メンバーはさらに魅惑的なパフォーマンスを披露し、「Cute for life」や「小悪魔だってかまわない!」で会場を盛り上げました。特に「ヒロインは平均以下。」では、観客の熱気が一層高まり、ファンの手拍子が一体感を強めました。
期待の新曲と感謝の言葉
ライブのアンコールでは、6月18日に配信された新曲「初恋のこたえ。」が初披露され、観客の興奮が再熱。曲は「初恋のひと。」の主人公の視点で語られ、思春期の微妙な感情を描いた作品です。彼女たちは「この夏、好きになっちゃえばいいのに。」というテーマのもと、フレッシュな姿を披露しました。
最後には昨年リリースされた「I'M YOUR IDOL」で締めくくられ、松本が「外国からのお客様も本当にありがとうございました。またライブをしたいと思っていますので、応援をよろしくお願いします!」とファンに感謝の言葉を述べました。彼女たちのパフォーマンスは、数々の楽曲を通じて高嶺のなでしこの正統派アイドルとしての魅力を強く印象付けました。
今後のスケジュール
今後、高嶺のなでしこは「LARME×高嶺のなでしこ 特別コラボウィーク」や「3rdファンミーティング」といったイベントを予定しており、9月には幕張メッセでの記念コンサートも控えています。これからも注目が集まること間違いなしです。彼女たちが描く未来に期待が寄せられています。