堀内優里とタクティカートオーケストラが贈る特別な夜《Echoes》

堀内優里とタクティカートオーケストラが贈る《Echoes ―子供時代の情景―》

2026年2月7日、東京都中央区の第一生命ホールにて、ヴァイオリニストの堀内優里がタクティカートオーケストラと共に《Echoes ―子供時代の情景―》を開催します。このコンチェルトシリーズは、オーケストラと共演する初めての「オーケストラ・リサイタル」として注目を集めています。

堀内優里はいわゆる若手の俊英で、「題名のない音楽会」で葉加瀬太郎に見いだされた後、アメリカで多くの経験を積んできた才能豊かなヴァイオリニストです。本公演では、彼女自身の記憶に残る名曲を通して、聴衆に「子供時代の情景」の音楽を届けます。

《Echoes》とは？

公演のタイトル《Echoes》は、音楽の「こだま」や「響きを意味します。このコンサートでは、ヴァイオリンを学んだ人々が一度は触れたことのある名曲だけでなく、堀内自身にとって特別な思い出がある曲もプログラムに含まれています。様々な世代にわたってヴァイオリンの記憶を呼び覚ますことが期待できる内容です。

プログラムに含まれる曲目

プログラムの中で特に印象的なのは、ベリオの《バレエの情景》和ラロの《スペイン交響曲》、アッコーライの《ヴァイオリン協奏曲第1番》、サン＝サーンスの《序奏とロンド・カプリチオーソ》、そしてヴィエニャフスキの《華麗なるポロネーズ》です。即ち、これらの楽曲は多くのヴァイオリニストにとって、技術力を試される憧れの名曲たちです。

堀内は、これらを通じて聴衆若年層へのメッセージも込めて、音楽の表現だけでなく、未来へ向けた希望をも伝えることが意図されていると話しています。

若き指揮者の登場

タクティカートオーケストラは、若き指揮者・竹内健人の下で演奏されます。竹内はその新しい感性で、会場全体を一つにまとめる力を持つ指揮者とされています。音楽の“こだま”が聴衆の心を打つ瞬間を、体験することができるでしょう。

チケット情報

公演は2026年2月7日（土）19:00に開演され、18:15に開場します。チケットはすでに10月17日から発売開始されており、特別席は10,000円、一般5,500円、U25は3,300円となっています。全席指定で、チケットはteketで購入可能です。

公演を楽しみにしているファンにとって、思い出の曲や新しい発見が詰まった特別な夜になるに違いありません。《Echoes》は、ヴァイオリンを愛するすべての人々に捧げる、心震わせる公演です。ぜひ会場でその“こだま”を体験してください。