全国の視覚障害ミュージシャンが集結！船橋で感動のスーパーライブ開催

2025年10月4日、船橋市民文化ホールにて「チャリティー音楽祭スーパーライブ」が開催されます。今年のテーマは「見えない力で生きる力を届けたい」。このイベントは視覚障害を持つアーティストたちが中心となり、心に響くパフォーマンスを届けることを目的としています。

今年は全国から19組の精鋭アーティストが集結し、その中には東京パラリンピック2020の閉会式で感動を与えた全盲のシンガーソングライター、わたなべちひろや小汐唯菜が名を連ねています。また、全盲のシンガーソングライター大石亜矢子が初出演し、心温まる音楽を届ける予定です。熊本県からは全盲のシンガーソングライター大山桂司が登場し、情熱あふれる歌声を響かせます。

特に注目されるのは、スティービーワンダーの前座を務めた経験を持つ全盲のピアニスト、酒井亮です。彼の卓越した演奏技術に多くの観客が心を動かされることでしょう。さらに、特別ゲストとしてふなっしーが登場し、視覚障害のあるアーティストたちを応援します。ふなっしーによる楽しいパフォーマンスは、観客を笑顔にし、イベントを盛り上げること間違いなしです。

イベントのフィナーレでは、「船橋さざんか少年少女合唱団」が参加し、全盲のアーティストたちとのコラボレーションによる感動的なステージが展開されます。これにより、音楽を通じて「生きる力」を分かち合う量となることでしょう。

チケットは前売りで2,000円、当日券は2,500円で販売中です。小学生以下は無料で入場できるため、家族で参加しやすいイベントです。多くの人々に視覚障害者の素晴らしい音楽を知ってもらい、共感していただくことが目指されています。主催者の一般社団法人視覚情報サポートラジオの代表、前田憲志さんは、自身も全盲であることから、このイベントの重要性を常に感じているそうです。

彼の思いから生まれたこの「スーパーライブ」は、初回から連続して成長を遂げてきました。初回の観客数は60名程度でしたが、3年目では約200名、昨年には409名に達しました。春のチャリティー音楽祭では502名の動員を記録し、今秋のイベントでは1,000席を有する大ホールでの開催が実現しました。これにより、より多くの人々に視覚障害者たちの音楽に触れてもらえることを期待しています。

【第６回チャリティー音楽祭スーパーライブ2025 実施要項】