YOSHIを偲ぶ新曲『令和のロックスター(R.I.P.)』がリリース

2022年に19歳という若さで突然この世を去ったアーティストYOSHI。その死は多くのファンに衝撃を与えましたが、彼の音楽は今もなお生き続けています。今回は、YOSHIが2021年にリリースした楽曲「令和のロックスター」をバンドメンバーであるXYと共に新たに蘇らせた「令和のロックスター(R.I.P.)」が、遂にリリースされました。

YOSHIは「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」のオーディションに合格し、バンドのボーカルとしてデビューを果たす直前に突然の訃報が届いたため、ファンはもちろん、関係者にとっても大きな喪失感が広がりました。しかし、彼の音楽は終わりではなく、今回の新曲がその証です。

この曲はYOSHIが描いた夢と彼が残したメッセージを、XYの楽器隊メンバー3人が力を合わせて伝えています。その熱い思いが込められており、バンド演奏による活力溢れるサウンドは、聴く者に深い感動を与えるでしょう。そして、YOSHIと共に過ごした日々を思い出しながら、一緒に音楽を楽しむ喜びを感じることができる楽曲に仕上がっています。

さらに、今回の配信に合わせて、楽曲のミュージックビデオも公開されました。この映像には秘蔵映像や今回のレコーディングシーンが盛り込まれており、YOSHIの存在を身近に感じられる内容となっています。特に彼を知るファンにとっては必見の映像です。

XYメンバーの想い

YOSHIと共に音楽を創り上げたXYのメンバーたちは、この新曲に対する思いを語っています。KYOHEY（Drums）は、YOSHIの存在に感謝しつつ、彼のためにこの作品を制作できたことを大変嬉しく思っています。「かけがえのない作品」として、この曲が悲しみに打ちひしがれる人々の背中を少しでも押す力になればと願っていると語りました。

KAIRI（Guitar）も、YOSHIの楽曲を聴いた際の思い出と共に、原曲の良さを大切にし、自身の音を体現することに挑戦しました。彼は、YOSHIが伝えたかったメッセージをこれからも語り継いでいくるという心境を明かしました。

FURUTATSU（Bass/Violin）は、レコーディング中、YOSHIの声を聴きながらいる喜びを体感。当然のように思える「4人で音を出せたこと」がどれほどの幸せか、言葉では表現しきれないと感じています。彼にとって、YOSHIと共に過ごした時間はかけがえのないものであり、彼の作品に参加できたことを誇りに思うとコメントしています。

ドキュメンタリーと企画展

YOSHIのドキュメンタリー『令和のロックスター』は、2025年5月15日からフジテレビの動画配信サービス「FOD」にて配信が開始されます。これに先立ち、ラフォーレミュージアム原宿では、YOSHIの企画展が開催され、彼のアート作品や貴重な愛用品が展示される予定です。この展覧会を通じて、YOSHIが残した言葉と思いに触れ、彼の存在がどれほど多くの人々に影響を与えたのかを感じる貴重な機会となることでしょう。

YOSHIの音楽と人柄に触れながら、これからも彼の思い出を大切にし、彼が残した足跡を辿ることができる時間を創っていきたいと思います。新曲「令和のロックスター(R.I.P.)」を通じて、多くの人々がYOSHIの魅力とその可能性を再認識することを願っています。