LuckyFMが記録的な売上を達成！進化する茨城放送の新しい挑戦

LuckyFMが30年ぶりの記録を達成

株式会社LuckyFM茨城放送（茨城県水戸市）が、2025年3月期において30年ぶりに売上高の最高記録を更新しました。その数字は、驚きの1,648,937千円です。この快挙は、2019年11月に堀義人がオーナーに就任して以降、徹底的な経営改革を進めた結果です。

組織改革と新たなブランドの立ち上げ

Rebrandingの一環として、LuckyFMは全ての番組を内製化し、自社のオリジナル番組として放送を開始しました。また、つくばに新しい中継基地を設けることで、FM転換を積極的に推進。「LuckyFM」という新たなブランドを確立し、茨城県外へのリスナー拡大を図りました。その甲斐あって、イベント事業も強化され、短期間での成長を実現しました。

LuckyFesの成功

昨年度は、3回目となる「LuckyFes’24」を7月13日から15日の3日間、国営ひたち海浜公園で開催しました。このイベントは「アジア最大のテーマパーク型フェス」を目指し、会場を大草原エリアに拡大。4つのステージを用意し、国内外から114組のアーティストが参加しました。その結果、6万人ものフレンズ（参加者）を集めることができました。イベントにおける集客の成功は、放送事業にも好影響を与え、収益が増加しました。

多彩なイベント事業

さらに、LuckyFMでは水戸市民会館のグロービスホールを利用したコンサートも開催するなど、地域密着型のイベント事業を展開。3月には「ヤバいぜ！アラ還！LuckyFMラジオまつり」が開催され、多くのリスナーが来場しました。

新たなプログラムの展開

番組編成においても、リスナーの拡充を目指す取り組みが進行中です。若年層をターゲットにした「Teen’s FM」はじめ、LuckyFesと連動した「Idol to LuckyFes」や「Battle to LuckyFes」、さらには韓国の音楽をフィーチャーした「LuckyFM K-POP Sundays」といった新番組を次々と立ち上げました。これにより、リスナー獲得に向けた取り組みが顕著な成果を上げています。

来年度への展望

新年度に向けて、LuckyFMは引き続き放送事業とイベント事業を二本柱として推進します。特に、2025年8月の「LuckyFes’25」には過去最高の来客を見込んでいます。また、リスナー倍増プロジェクトやPodcast番組の制作も進行しており、さらなる成長を目指しています。

経営体制の強化

2025年6月25日からは、エフエム東京の前社長である黒坂修氏が社長に就任し、LuckyFMのさらなる発展が期待されています。これまでの成果を踏まえ、新たな経営戦略を展開することで、地域リスナーを更に魅了し続けることでしょう。

LuckyFMは、FM94.6MHz/88.1MHzで茨城県内をカバーし、今後も多様な音楽やイベントを提供し続けることが期待されます。地域に密着した放送局としての進化を、ぜひ皆さんもご注目ください。