日野浩志郎新作公演
2025-06-03 09:52:17

音楽家・日野浩志郎の新作公演「Chronograffiti」が大阪に登場

音楽公演「Chronograffiti」について



音楽家・日野浩志郎が新たに手がける音楽公演「Chronograffiti」が、2025年7月25日から27日の間、クリエイティブセンター大阪にて4回の公演を予定しています。この公演は、日本初演となる新作で、海外の音楽祭での成功を受けてのものです。

公演の意義



「Chronograffiti」は、日野がドイツのMoers Festivalの委託で作曲した作品で、2025年6月に開催される同フェスティバルにおいて世界初演が行われます。その後、日本の舞台でお披露目されることになります。この公演は、北加賀屋を拠点とするアーティストやクリエイターを支援する「KCVセレクション」の一環として実施され、地域の芸術文化の発展に寄与することを目的としています。

出演者と演奏スタイル



公演には、元鼓童の前田剛史、日本管打楽器コンクール第1位の安藤巴、日野作品によく参加している谷口かんなの3名の精鋭パーカッショニストが出演し、リズムアンサンブルを構成します。彼らの卓越した演奏が一つになり、「Chronograffiti」の独特なサウンドを生み出すことでしょう。日野は、ボンゴやスネアのような限られた楽器を使用し、ミニマリズムの要素を取り入れることで作品に陶酔的な体験を提供します。

ビジュアルの要素



さらに、ヴィジュアルエフェクトは、現代アートにも影響を与える古舘健が担当します。彼の手によるエフェクトは、演奏者の動きや楽器の振動を視覚化し、通常では伝わらない感情や体験を観客に提供します。このように、音楽と視覚の融合がもたらす新たな体験が、観客を魅了することでしょう。

タイトルの由来



作品のタイトル「Chronograffiti」は、「Chrono」と「Graffiti」を組み合わせた造語です。これは時間を意味する「Chrono」と、落書きを意味する「Graffiti」のものが時間と身体の空間に描き出す残像を象徴しています。観客が公演を通してどのように時間を感じ、身体を動かすか、その過程が一種の芸術作品となるのです。

公演概要



  • - 公演名: 新作音楽公演「Chronograffiti」
  • - 会場: クリエイティブセンター大阪内Black Chamber
  • - 日程: 2025年7月25日(金)~27日(日)
  • - 開演時間: 25日19:30、26日14:30/19:30、27日14:30
  • - 上演時間: 約80分
  • - 料金: 一般3,500円、U25 2,500円、当日4,000円
  • - チケット取扱い・詳細: こちら

この公演は、日野浩志郎が長年追求してきた音楽と身体の交わりの究極の結果であり、見る者に新たな音楽体験を提供することでしょう。ぜひその瞬間を体感してください。


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