シニアと音楽
2025-11-12 13:49:44

ヤマハの『青春ポップス』がシニアに人気!音楽で生活に楽しさを加える理由とは

シニア向けプログラム「青春ポップス」とは


ヤマハ音楽振興会が提供する「青春ポップス」は、1960〜80年代に親しまれた懐かしい曲を歌ったり踊ったりするシニアのための音楽プログラムです。このプログラムの魅力は、カラオケの楽しさを超えたレッスン感覚で仲間と共に音楽を楽しむことにあります。さまざまな世代が愛する名曲がレパートリーに揃っており、受講者同士の交流も促進されます。

調査背景と目的


ヤマハ音楽振興会は、1万人を超える受講者を対象に音楽の楽しみ方や習い事についてアンケートを実施しました。2,600名を超える回答から、シニアの音楽活動への意欲や生活の質(QOL)向上に対するニーズを浮き彫りにしました。この調査は、シニア層の活用可能性や音楽がもたらす価値を探る重要な試みです。特に、コロナ禍を経て孤立の防止やストレス発散、仲間との交流の重要性が高まっています。

調査結果のポイント


調査から明らかになったテイクアウェイを以下のように整理しました。
1. 受講者の年齢・性別
受講者の約9割が女性で、年齢層は50代から90代と幅広く、60代後半が最も多い。平均年齢は68.2歳です。特に男性は70代が多くを占めています。
2. 受講の目的
「歌ったり踊ったりすることが好き」は69.2%で最上位を占め、その後に「気分転換・息抜き」が続きます。この数値から、多くのシニアが音楽を通じて心のリフレッシュを求めていることがわかります。
3. 音楽を聴く方法
普段の音楽の聴取方法として、多くの受講者は「YouTube等の動画サイト」(54.3%)を利用しています。これは、「テレビの音楽番組」(49.5%)や「CD」(49.4%)を上回る結果です。特に男性はストリーミングサービスやオーディオプレーヤーも活用しています。
4. 歌いたい楽曲・歌手
受講者が歌いたい楽曲の上位には、竹内まりやや松任谷由美、サザンオールスターズ、中島みゆきなどが名を連ねており、往年の名曲が根強い人気を誇ります。

シニア層のデジタル活用


特に最近はシニア層のデジタルリテラシーも急激に向上しています。これにより、音楽を聴くスタイルも多様化しました。若い世代と共通するサービスを利用して、自らの生活を豊かにする手段を見出していることが伺えます。デジタルを活用した音楽体験は今後ますます広がっていくことでしょう。

まとめ


「青春ポップス」は単なる音楽プログラムではなく、シニアの心と体の健康を促進する重要なコミュニティでもあります。音楽によるストレス発散と仲間との交流は、シニアの生活をさらに豊かにし、人生を楽しむ糧となっています。シニアの皆さんが青春を取り戻すその姿は、多くの人々にとっても励みとなることでしょう。

今後もこのような活動が広がり、シニアの音楽文化がより豊かになることを期待しています。


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