AniToneの進化とVTuber事業統合の意義
AniTone株式会社は、2025年6月1日付で同じくグループ内のビタースウィートエンタテインメントを吸収合併します。また、4月末にはiTokyo株式会社と株式会社B.B.Qを新たなグループ会社として迎え入れることも発表しました。この統合により、AniToneはアニメ、音楽、映像の枠を超えて、VTuberや音楽アーティスト、SNSクリエイターのプロデュースといった新しいエンタメの可能性を切り拓くとしています。
現在、AniToneはアニメ制作や音楽レーベル、出版、IP創出といった多岐にわたるジャンルで事業を展開しており、各分野でのクリエイターの価値最大化を目指しています。既存の業界慣習を打破し、高速で質の高いコンテンツを届けることで、クリエイターの新たな成長を支援することが目的です。これにより、エンターテインメント業界全体が活性化すると期待されています。
サポートクリエイター紹介
Vision Singer「Ibuki」
AniToneから支援を受ける次世代のシンガー、Ibukiは2024年5月15日よりYouTube活動を開始します。圧倒的な歌唱力で視聴者を魅了し、オリジナル楽曲やカバー動画の投稿を通じてファンを増加させています。AniToneはCDリリースやライブイベント、グッズ展開を通じてIbukiの活動を多面的にサポートする予定です。現時点でYouTube登録者数は約12万人、総再生回数は約337万回に達しています。
苑楽アソビ(えんがくあそび)
VTuberとして活動する苑楽アソビは、YouTubeを利用して「歌ってみた」動画やオリジナル楽曲を投稿しています。この新しい形態のアーティストはAniToneからグッズ展開や音楽的なサポートを受ける方針です。現在の登録者数は41.7万人、総再生回数は約2億6674万回に上ります。
青妃らめ(あおひ らめ)
2019年よりYouTubeで活動し、力強い歌声で多くのファンを獲得している青妃らめ。この女性ボーカリストは、特に女性の強さや儚さをテーマにした楽曲が定評で、AniToneでは音楽活動の発展を幅広くサポートする計画です。現在のYouTube登録者数は約13万人、総再生回数は約4030万回です。
AniToneの今後の展開
AniToneは今後、アニメや映像作品への出資や企画制作に積極的に関与していく方針です。所属するクリエイターはアニメ作品での音楽を手がけたり、声優として活躍したりと様々な場面での機会が広がる予定です。
また、アニメ出資やタイアップに関する企業様からの問い合わせをお待ちしており、具体的なプロジェクトに興味がある企業には、AniToneのメールアドレス(contact@ani-tone.com)にご連絡いただくよう呼びかけています。
会社情報
AniToneは、東京都目黒区に本社を構える、アニメ制作や音楽レーベルの運営を行う企業です。設立は2024年7月24日、資本金は1000万円。グループ会社のSUPER STATE HOLDINGSが100%の株主です。公式ウェブサイトで最新情報を随時更新しており、ぜひアクセスしてください。
AniToneの新たな一歩は、エンターテインメント業界の新しい潮流を生み出し、多くの才能あるクリエイターが活躍する場を広げるものとなるでしょう。活況を呈するエンタメ市場で、AniToneの活躍から目が離せません。