アニメ『未ルわたしのみらい』のオープニング主題歌が発表
2025年4月、地上波で放送予定のオリジナルアニメ『未ルわたしのみらい』のオープニング主題歌に、バーチャルアーティストグループ「V.W.P」が起用されることが決まった。グループは、若年層を中心に幅広い人気を博しており、オープニング楽曲のタイトルは「愛詩」(あいうた)で、アニメのために新たに作られた楽曲だ。
このアニメは、武器を持たないロボット「MIRU」が人間と触れ合いながら成長していく物語を描いており、制作はヤンマーホールディングス株式会社が手がけている。総合プロデューサーには植田益朗氏が選任されており、作品のテーマには企業の価値観「HANASAKA」が反映されているという。オムニバス形式の全5話で、多彩なストーリーが展開される予定だ。
V.W.Pは、花譜、理芽、春猿火、ヰ世界情緒、幸祜の5人からなるグループで、それぞれが個性豊かなキャラクターを持ち、音楽活動を行っている。彼女たちは、YouTubeで公開されるMVがいずれもミリオンビューを達成するなど、世間から高い注目を集めている。
「愛詩」のクリエイター
「愛詩」は、Elements Gardenの上松範康氏が中心となって作詞・作曲・編曲を手掛けており、水樹奈々や宮野真守といったアーティストの名曲にも関与してきた実力派である。音楽プロデュースは、アニメ主題歌やCM音楽の制作で知られる冨田明宏氏が担当し、注目が集まる。
上松氏は自身の音楽でアニメの世界観を表現し、現代の若者たちが抱える悩みや葛藤を宇宙規模の視点で捉えつつ、同時に日常的な問題とも結びつけて楽曲に込めている。冨田氏も、「未ルわたしのみらい」は未来を生きる若者世代に向けた新しい時代の神話のような作品だと魅力を語り、主題歌制作への興奮と挑戦を感じている。
PV公開とキャンペーン予定
アニメ放送に先立ち、「V.W.P」の花譜さんのコメントが入ったPVも間もなく公開予定で、楽曲の一部分を使用した映像が登場する。また、V.W.Pのサインが当たるプレゼントキャンペーンも実施されるとのこと。詳細は公式Xや特設ページでお知らせされる。
期待されるストーリー展開
アニメ『未ルわたしのみらい』では、時空を超えて、さまざまな時代の人々と出会い、絆を深めていくロボット「MIRU」の成長劇が描かれる。彼女の冒険と成長を「V.W.P」の力強い楽曲が彩ることは間違いなく、視聴者に感動的な体験を提供するだろう。アニメファンや音楽ファンの期待を一身に集めている本作。ぜひその進捗を見逃さないでほしい。
スタッフコメント
上松範康氏は、『未ルわたしのみらい』に込められた未来への希望を音楽で表現することに深く感銘を受けたと述べている。彼は、自分にできることがあればとの思いからプロジェクトに参加したと明かした。彼にとっては音楽家としての顔だけでなく、アニメクリエイターとしての側面も持っており、この作品に熱い情熱を注いでいる。
冨田明宏氏も、新しい時代の神話として若者向けに制作された本作を称賛し、「愛詩」と共に楽しんでほしいと呼びかけている。
アニメ『未ルわたしのみらい』の詳細
製作・プロデュースはヤンマーホールディングスで、総合プロデューサーに植田益朗氏を迎え、全5話のオムニバスストーリーで構成される。放送は2025年の4月を予定しており、公式noteや特設ページでの詳細も実施される。音楽とアニメのコラボレーションがどのように展開していくのか、今後の発表から目が離せない。