展覧会概要
2023年3月4日より4月4日まで、東京・虎ノ門に位置するソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」にて、狩野哲郎の新展覧会『nest / nested』が開催されます。狩野は自然物と人工物を巧みに組み合わせ、人間の視点を超えた“他者”の視点を交差させるインスタレーション作品で知られています。彼の作品は、動物の巣(nest)のように素材が絡み合い、それぞれの素材が新たな意味を形成することによって、私たちに深い思索を促します。
狩野哲郎について
狩野は1980年に宮城県で誕生し、現在は神奈川県に住んでいます。大学で生物学を学んだ彼は、自然からの視点――特に狩猟や漁業、測量などの経験を基に、展示空間を新たな「風景」として再解釈しています。彼のインスタレーションは、自然物や漂流物、骨董品などの多様な素材を融合させることで、私たちの認識や価値観を問い直す契機となります。
『nest / nested』のテーマ
『nest / nested』というタイトルは、二つの視点を表しています。一方では、自然や人工の素材が交差し合うことで生まれる新しい意味―動物の巣のように。もう一方では、作家の意図を超えた関係性や偶発的な結合を意味します。この展示において、我々は人間と自然との共生、資本主義の滑稽さ、民主主義の矛盾を覗き見ることができるでしょう。
展示の詳細
- - 開催期間:3月4日(水)〜4月4日(土)
- - オープニングレセプション:3月4日(水)18:00-20:00
- - 開館時間:
火曜日 10:00-20:00(ギャラリーのみ)
水曜日〜金曜日 11:00-23:00(カフェ&ギャラリー、18:00以降はバータイム)
土曜日 11:00-18:00(カフェ&ギャラリー)
日・月・祝日休館
- - 入場料:無料
- - 所在地:東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F
- - 電話番号:03‐6205‐8220
- - アクセス:東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩5分、銀座線虎ノ門駅から徒歩3分
アートの力を通じて社会を考える
「SIGNAL」は、ただのアートギャラリーではなく、来場者が社会課題に対して思考を巡らせる場です。展覧会を視察し、得た感想をアンケートで表現することで、来場者自身が社会課題に深く関わる一歩を踏み出します。このような取り組みを通じて、社会の潜在的な問題を捉え、解決の糸口を見出すことを目指しています。
今後の展覧会
2026年4月には江頭誠による展示が予定されています。このように「SIGNAL」は未来を見据え、社会とアートの交差点として機能しています。
企業情報
株式会社SIGNINGは、ビジネスと社会の課題解決を同時に進めるソリューションを提供するソーシャルデザイン会社です。アートを通じて社会課題に向き合うことができる場を提供し、企業との共同プロジェクトや対話型イベントなど多岐にわたって活動しています。
是非、狩野哲郎の『nest / nested』展を訪れ、新しい視点に触れてみてはいかがでしょうか。