アール・ブリュット即興演奏
2025-07-25 11:08:47

アール・ブリュットの美を音楽で感じる即興演奏会開催決定

アール・ブリュットと音楽の融合:即興演奏会の開催



2025年8月、世界遺産である仁和寺において、特別な即興演奏会が開催されます。このイベントは、「SHUTOooからきこえるおと」というタイトルの元、アール・ブリュットアートの著名なアーティスト、轟修杜の作品にインスパイアされた演奏が展開されます。この演奏会は、昨年の東京・根津での演奏会の成功を受けての再開催で、印象に残った観客の感想によって実現しました。

昨年、打楽器奏者の谷本麻実が轟修杜の作品から感じ取った音を演奏した際、色とリズムが織り成す独自のメロディが多くの人々の心を動かしました。修杜の作品は無題であり、観客は自分の感覚で自由に感じ取ることができる場となりました。その瞬間、修杜自身と観客との共鳴が生まれ、音楽とアートの境界を超えた深い体験が提供されたのです。

イベントの詳細


日時:2025年8月8日(金)・9日(土)17:00〜(最終受付は16:30まで)
会場:仁和寺 黒書院
出演者:打楽器奏者の谷本麻実とヴィブラフォン奏者の谷口かんな
入場料:仁和寺の拝観料800円(高校生以下無料)に加えて、コンサートの入場料1,000円(高校生以下無料)が必要です。

また、当日はテレビ撮影も行われる予定で、事前予約制で各日40名様限定となっています。この作品は観客とのインタラクションが重要で、即興演奏による旅のような体験が描かれています。

演奏者の想い


谷本麻実は、修杜の作品から多様な響きを感じ取ることができ、色とリズムが融合して生まれる新たな音楽に心を躍らせていると語っています。彼女は修杜の独特なリズムを、ただ奏でるだけでなく、作品との二重奏のように主体的に表現している様子が目に浮かびます。作品に込められたモチーフの反復が新たなグルーヴを生み出し、観客との一体感を育むのです。

轟修杜のアート展


周辺のイベントとして、2025年7月28日から8月10日には、轟修杜のアール・ブリュット展も仁和寺で開催されます。この個展では、10歳まで絵を描かなかった彼の「無限の可能性」を探求する展示が行われ、観客はその作品を通して新たな視点を得ることができるでしょう。

仁和寺という神聖な空間で、音楽とアートが共鳴する特別な時間を共有するために、ぜひとも多くの方々にご参加いただきたいです。アール・ブリュットの美しさを、音楽で感じる貴重な機会をお見逃しなく。予約等の詳細は、公式サイトや指定の連絡先からご確認ください。


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