大河ドラマ『べらぼう』のサウンドトラックがベスト盤と完全盤で登場

大河ドラマ『べらぼう』サウンドトラックが登場！

大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』のオリジナル・サウンドトラックが、待望のベスト盤と完全盤としてリリースされることが決定しました。この音楽作品は、物語のクライマックスを迎える中で、多くの視聴者の心に響くことでしょう。

音楽の魅力

音楽を手がけるのは、アメリカ出身の作曲家ジョン・グラム。彼の音楽は、大編成オーケストラを基盤にしつつ、ツィンバロンといった独自の楽器を取り入れ、作品に躍動感や深みを与えています。古き良き江戸時代を背景にした物語にぴったりの音楽（アップテンポな楽曲から穏やかなメロディーまで多岐にわたる楽曲が揃っています）で、ドラマの世界を一層印象深く演出しています。

その楽曲のスタイルは、浮世絵や歴史への造詣が深いジョン・グラム自身の感性に根ざしており、ドラマのメインキャラクター、蔦屋重三郎（横浜流星）を魅了する音楽が見事に命を吹き込まれています。特に、彼の音楽は感情の動きを巧みに表現し、視聴者がストーリーに引き込まれる要素を強調しています。

リリース情報

ベスト盤

このサウンドトラックのベスト盤は、12月24日に発売が予定されています。収録トラックは、サウンドトラックVol.1～3を中心に、完全盤に含まれる重要な曲から数曲が選ばれた構成になっています。

収録内容には、以下のトラックが含まれています。
1. Glorious Edo *メインテーマ
2. 空想
3. 江戸の錬金術師
4. 七つ星の龍が見たもの
………
21. Heritage

指揮は、下野竜也が担当し、NHK交響楽団による演奏が収録されています。商品情報は以下の通りです。

- 品番：COCP-42610
- 価格：3,500円（税込）

完全盤

続いて、1月30日には完全盤がリリースされ、その魅力あふれる音楽全てを堪能できる内容です。全5枚組で構成され、作品全体の音楽を網羅する形となっています。詳細はまだ未定ですが、ファンの期待を裏切らない内容となることでしょう。

- 品番：COCP-42630～4
- 価格：16,500円（税込）

ジョン・グラムの経歴

ジョン・グラムはアメリカ・バージニア州出身で、ウィリアムズ・カレッジとスタンフォード大学を卒業しました。音楽に関する知識はもちろん、文学や歴史、美術への深い愛情を持つ彼は、様々な要素を音楽に取り入れています。彼の音楽性は広範で、ベートーヴェンやストラヴィンスキーといった偉大な作曲家の影響を受け、心の琴線に触れるものを作り出しています。

その代表作には、大河ドラマ『麒麟がくる』や、映画『ロイヤル・トリートメント』、ゲーム『デビルメイクライ5』があり、今後の活躍にも期待がかかります。