ジブリ音楽の祭典
2025-07-17 23:28:26

久石譲とロイヤル・フィルハーモニーが織りなすジブリ音楽の祭典、東京ドームに響く

概要



久石譲とロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の共演による「スタジオジブリ フィルムコンサート」のワールドツアーファイナル公演が、2025年7月16日と17日の2日間にわたり、東京ドームで行われました。このコンサートは、宮﨑駿監督の名作『風の谷のナウシカ』から、2023年公開の『君たちはどう生きるか』までの全11作品の楽曲が演奏され、現在までに118万枚のチケットオーダーがあったという、空前の人気を誇るイベントです。

コンサートの様子



この特別な公演で、久石譲は指揮者でありピアニストとして、一人二役をこなしました。彼が初めて宮﨑監督とタッグを組んだ『風の谷のナウシカ』を皮切りに、約200人の合唱団と共に観客を魅了しました。たとえば、『魔女の宅急便』では、久石が独自に編集した映像と音楽が巧みに組み合わさり、客席はまるで映画のストーリーを追体験するかのように感情が高まったのです。

続いて演奏された『もののけ姫』は、劇中同様に印象的な太鼓の音で始まりました。歌声は、英・ガーディアン紙から高く評価されたソプラノ歌手、エラ・テイラーによるもので、彼女の表現力豊かなパフォーマンスにより、聴衆の心を掴みました。

特別なゲスト



注目すべきは、マンドリン奏者のマリー・ビュルーとの共演。『風立ちぬ』では、彼女のマンドリンの音色が久石のピアノと絶妙な調和を見せました。また『崖の上のポニョ』では、壮大な合唱とオーケストラによるアレンジが聴衆を一気に引き込む力を持っていました。

公演の中盤には、約200人の自衛隊音楽隊がマーチングバンドとして登場し、特別な演奏を披露しました。「天空の城のラピュタ」では、アリーナを歩きながらのパフォーマンスに、観客からは大きな拍手が寄せられました。

感動のフィナーレ



本公演のクライマックスは『となりのトトロ』の主題歌でした。麻衣とエラ・テイラーの美しいハーモニーが結集し、会場の一体感は最高潮に達しました。公演終了後、観客の熱気は収まらず、久石のアンコールに対する歓声は止むことがありませんでした。選ばれたのは最新作『君たちはどう生きるか』のメインテーマ「Ask Me Why」でした。この曲は、これまでのコンサートでは演奏されていない特別なアレンジでした。

続いて『紅の豚』の「Madness」と『もののけ姫』の「アシタカとサン」が演奏され、大盛況のうちに幕を閉じました。東京ドームでのオーケストラコンサートは、今回が初めての試みであり、久石譲が音楽史に新たなページを刻む瞬間となりました。

今後の展望



次回の公演「Joe Hisaishi Royal Philharmonic Orchestra Special Tour 2025」は、2025年7月に再び東京ドームでの開催が決定しています。ジブリ音楽の魅力を再体験できる機会が再び訪れ、ファンたちは待ちきれない思いを抱いています。公式サイトでは、詳細な情報が随時公開される予定です。ぜひチェックして、次回の音楽の祝祭を楽しみにしてください。


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