国立劇場研修生募集
2025-10-01 09:55:23

令和8年度国立劇場養成所研修生募集が開始!伝統芸能を未来へつなぐ人材を探しています

国立劇場養成所が令和8年度研修生を募集中



国立劇場養成所では、文化の継承を目的として信頼のある研修生を募集開始しました。これは、日本の伝統芸能を未来に繋げるために極めて重要な機会です。本年度は、第31期歌舞伎俳優研修生、第11期歌舞伎音楽(長唄)研修生、第13期能楽(三役)研修生、そして第35期文楽研修生を募集します。各分野に興味のある方にとって、夢と情熱を持って応募して欲しいと思います。

歌舞伎俳優研修


プログラム概要


歌舞伎は日本の代表的な演劇スタイルであり、国立劇場養成所の歌舞伎俳優研修ではその技能を最初から学ぶことができます。カリキュラムには、演技や立廻り、日本舞踊の基礎、さらには歌舞伎音楽としての義太夫節や長唄も含まれ、演者としての基盤を構築するために必要な技術を徹底的に習得できます。

応募資格


応募は中学校卒業(卒業見込みを含む)以上の男子で、原則として23歳以下の方が対象です。経験は問いません。

研修期間・場所


2018年4月より2020年3月の2年間、国立オリンピック記念青少年総合センターで行います。

歌舞伎音楽(長唄)研修


プログラム概要


長唄は歌舞伎音楽の重要な要素で、御簾内での演奏が特徴です。研修生は、長唄、三味線、及び黒御簾音楽の演奏法を学び、歌舞伎音楽の専任音楽家として必要な技術と知識を習得します。

応募資格


歌舞伎と同様、中学校卒業(卒業見込みを含む)以上の男子、原則23歳以下、経験不問。

能楽(三役)研修


プログラム概要


能楽の研修では、主に「シテ」役に対する相手役(ワキ方)、能楽の音楽(囃子方)、狂言(狂言方)について学びます。基本から応用まで徹底したカリキュラムが用意されており、3年後には専門的な演技力を持つ実演家として成長することが期待されます。

応募資格


中学校卒業以上、年齢制限は23歳以下の男子で、特に経験はありません。

文楽研修


プログラム概要


文楽は日本の伝統的な人形劇で、太夫、三味線、人形づかいの三業から成る総合芸術です。文楽研修では、文楽の全体を理解するために基礎から学び、適性に応じて専門的な技術を習得します。

応募資格


こちらも中学校卒業以上の男子で、原則23歳以下。経験は特に必要ありません。

募集及び選考


全てのコースで、応募期間は令和7年10月1日から令和8年1月30日まで。選考は2月から3月に予定されています。

申し込み方法


申し込みには所定の願書、履歴書、同意書などが必要で詳細は公式サイトを確認してください。

国立劇場養成所の特色


受講料は無料であり、研修に必要なテキストや道具も提供されます。また、経験豊富な講師陣による指導、部外研修や舞台経験が組まれており、実演家としての心構えを高めるプログラムが整っています。

国立劇場養成所での学びが、みなさんの未来につながる重要なステップとなることを期待しています。興味のある方はぜひ応募して、自分の夢を形にしてください。


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