ZOOMが誇るデジタルミキサー『LiveTrak L12next』
ZOOMが新たにリリースしたご注目のデジタルミキサー『LiveTrak L12next』は、アナログ機能とデジタルの操作性を見事に融合した製品です。これは特にライブサウンドの分野において、アーティストやエンジニアの日常業務を円滑に進めるための非常に便利なツールとなります。
直感的な操作性とデジタルの利便性の融合
『LiveTrak L12next』は、12チャンネルのライブミキサー&レコーダーとして設計されています。各チャンネルには60mmのフェーダーが装備されており、さらに3つのノブが配置され、特定の機能を即座に切り替えるチャンネルノブ選択キーも搭載されています。これにより、アナログミキサーの質感で直感的に操作できる上、最大10種類のミキサー設定をシーンメモリに保存できる機能も備えているため、瞬時に設定を呼び戻すことができます。
このミキサーは、通常のアナログミキサーが抱える「シーンの保存・呼び出しができない」というデメリットを克服し、デジタルミキサーにおける操作の手間を軽減しています。特に音楽制作やライブ配信などで、すぐに設定を変更したい時に非常に役立ちます。
録音機能も充実
また、『LiveTrak L12next』はマルチトラック録音が可能です。各チャンネルの音声を個別に録音し、後からオーバーダビングも行えます。これにより、音楽制作の質を高め、アーティストの表現力を引き出すサポートをします。録音した音声は、高解像度の24bit/96kHzでmicroSDカードに記録され、プロの音楽制作にも対応可能です。
高品位なマイクプリアンプ
使用されているマイクプリアンプも注目に値します。超低ノイズフロアのEIN -128 dBuが実現されており、最大入力ゲインも+70dB。これにより、さまざまな楽器やマイクからクリーンなサウンドを得ることができます。特にギターを直結できるHi-Z入力を備えているため、演奏時にクリアな音質を保持します。
ステージでの快適なコントロール
5系統のモニター出力を装備しており、ステージ上の演者それぞれに最適なミックスを提供できます。同時に、PAオペレーター用のヘッドフォン出力も利用可能です。演者は、自分専用のミックスを手元で簡単に切り替えてチェックできるため、リハーサルや本番での音質調整が容易になります。
まとめ
『LiveTrak L12next』は、デジタル技術を駆使した多機能なミキサーであり、アナログ操作の直感性を残しつつ、デジタルの利便性も兼ね備えています。演奏者やエンジニアにとって、音楽制作のクオリティを向上させる大きな助けとなるでしょう。この高機能なミキサーは、自宅スタジオからステージ上まで、幅広いシーンで活躍できる製品となっています。
価格は84,900円で、ZOOM STOREでの先行販売が開始されているため、興味のある方はぜひ試してみてください。