ベートーヴェンのオペラ《フィデリオ》がライブビューイングで初上映!
日本に居ながら、世界最高峰のオペラを体感できるこの機会をお見逃しなく。2024-25シーズン第5作目として、ベートーヴェンの渾身の作品《フィデリオ》がライブビューイングで初めて日本に登場します。公開日は4月25日(金)からの1週間限定で、全国の21館で観ることが可能です。
作品について
本作《フィデリオ》は、ベートーヴェンが9年間の歳月をかけて完成させた唯一のオペラです。ストーリーは不当に監禁された夫を救うために男装した妻、レオノーレが中心となる救出劇です。この作品が描くのは、愛と自由をテーマにした感動的な夫婦愛の物語で、視聴者を深く魅了します。特に、クライマックスでの「愛と自由を称える合唱」は必聴の場面と言えるでしょう。
豪華なキャスト
演出は、ドイツ舞台芸術協会の会長などを務めてきたユルゲン・フリムが担当。このプロダクションは20年以上にわたり上演されており、多くのファンから愛される作品となっています。主役レオノーレには、METでの《トスカ》の演唱で話題になったスター・ソプラノのリーゼ・ダーヴィドセンが起用されています。また、牢番ロッコ役には圧倒的な存在感を持つバス歌手ルネ・パーペが出演します。ロッコの娘でレオノーレの夫に恋を寄せるマルチェリーネ役には、注目の若手ソプラノ、イン・ファンが出ています。
音楽の魅力
ベートーヴェンの音楽は、物語の登場人物たちの緊迫した感情を巧みに表現し、視聴者に深い感動をもたらします。予告映像には、オペラの重要なシーンやキャラクターたちの感情が映し出されており、視覚的にも楽しませてくれる内容です。特に、20世紀半ばを舞台とした演出の美しさや、個性的なキャラクターたちの描写が印象的です。
上映情報
映画タイトル: ベートーヴェン《フィデリオ》
上映期間: 2024年4月25日(金)〜5月1日(木)
上映館: 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館
演出: ユルゲン・フリム
指揮: スザンナ・マルッキ
上映時間: 約2時間45分(休憩1回あり)
あらすじ
物語は18世紀末、スペインのセヴィリャ近郊の監獄から始まります。牢番ロッコの娘マルチェリーネは、父の助手フィデリオに密かに恋をしていますが、実は「フィデリオ」は彼女の夫、フロレスタンを助け出すため男装している妻レオノーレなのです。フロレスタンは監獄の所長であるドン・ピツァロの悪事を暴こうとしたため、逆に投獄されてしまいます。司法大臣の視察を控え、ピツァロはフロレスタンを殺そうと目論むが、レオノーレが立ちはだかります。
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