今年、五木ひろしは「五木ひろし」という名前でデビューしてから55周年を迎えました。これを記念して、BS日テレで特別番組『五木ひろし 歌謡界のトップランナー 55年の軌跡』が放送されます。3月26日(木)の夜8時から9時54分までの予定です。この番組では、彼の華やかな歌手人生を当時の貴重な映像や音楽と共に振り返ることができます。
五木は、1965年に松山まさるという名前でデビューし、続けて一条英一、三谷謙と改名を重ねましたが、売れない時期が続きました。しかし、5年間の下積みを経て「全日本歌謡選手権」にて優勝した際に、作詞家の山口洋子から現在の芸名に改名されることとなります。山口は五木の才能を見出し、彼に「五木ひろし」という名前を付けることを提案しました。その時、五木は「どうでもいいや」と思っていたと振り返ります。
彼は、山口に対する感謝の気持ちを強調し、彼女が自身を発見して引き上げてくれたことを深く理解しているようです。「あの頃、尾崎紀世彦に比べると目立たない存在でしたが、山口さんから“太陽”と“月”のように言われて、使命感を持って演じてきた」と語ります。また、山口が制作した五木の名曲「よこはま・たそがれ」のデモテープを聴いた際には、別のアーティストが歌っても売れると感じ、自分がどうしても歌いたいという気持ちが強かったと述べています。
番組では、五木が「よこはま・たそがれ」を初披露した当時の映像や、1973年には日本歌謡大賞を受賞した「ふるさと」などを振り返ります。さらに、五木は弦哲也と共演し、過去の曲を一緒に歌う姿も見せてくれるでしょう。特に、彼が気に入っている「おしどり」を弦とともに披露するシーンも注目です。
スタジオでは、過去に共演した美空ひばりや北島三郎との秘蔵映像も公開されるとのことで、五木ひろしとその仲間たちの深い絆が感じられる内容になっています。デビューから55年間の軌跡を、彼のヒット曲や思い出を交えながら振り返るこの特別番組は、ファンにとってたまらない内容となるでしょう。
五木は「初めの5年間は自分の意見を言わず、山口が指導してくれたことを真摯に受け止めていた。彼女に支えられて、今の自分がある」と述べています。今回の特番放送では、まさにその山口洋子への感謝を込めた楽曲として、「待っている女」を感情豊かに歌い上げる予定です。
この特別番組は、五木ひろしの55年にわたる素晴らしい音楽の旅路を振り返る貴重な機会です。この魅力的な内容をお見逃しなく。