大人と子どもを繋ぐ「ナナメの関係」
東京都新宿区に拠点を置く「参加型イベント集団ごった煮〜ず」は、2012年から大人と子どもが一緒に楽しめるエンターテイメントイベントを開催してきました。8年間にわたり延べ2,000人を超える参加者を迎え、来場者が主役となる独自の空間作りを行っています。彼らが目指すのは、参加者同士の様々な「ナナメの関係」を築くことです。
ごった煮〜ずの原点
代表の林ともみは、子ども時代のファミリーミュージカルを通じて舞台に魅了されましたが、自身がその舞台に立つことができるのかどうか、その道筋を見いだせませんでした。周囲には観客が多いも、本当に舞台に関わる人々は少なかったのです。林は自身の経験から、子どもたちに様々な可能性を提供したいと考えるようになりました。彼女は、芸術や芸能は一部の特権でなく、誰にでも開かれた世界であるべきだと信じています。
ごった煮~ずの魅力
ごった煮〜ずのイベントでは、子どもや大人が共に参加することが特徴です。舞台鑑賞の際には未就学児をお断りすることが一般的ですが、彼らのイベントはすべての人に開かれており、参加者一人ひとりが重要な役割を担っています。例えるなら、ぐつぐつ煮込まれる鍋のように、それぞれの参加者が向き合い、イベントに深みを与えます。親子での楽しいひとときを提供することで、大人は子どもからの素直な反応を楽しみ、子どもは大人の真剣な姿勢を目の当たりにします。それによって、参加者たちの間で化学反応が生まれるのです。
未来への展望
彼らの夢は、2025年に向けたさまざまな新しいプランです。リアルイベントでの生演奏や大人と子どもが楽しめる青空演劇、さらにはアートを気楽に楽しむコミュニティ「Shin -Otakatsu」の立ち上げなど、多岐にわたるアイデアを実現しようとしています。また、AIを活用したトークイベントや、子ども向けの職業体験も計画しており、日本の伝統文化に触れる新しい機会を提供することで、さらなる理解と体験を促進しようとしています。
ごった煮〜ずの活動スタイル
ごった煮~ずの公演は、ミュージカル形式で進行され、短い作品が次々と展開されます。これにより、未就学児を歓迎し、観客が能動的に参加できる環境を作り上げています。手拍子や簡単な振り付けを取り入れ、誰もがその場で一員となる感覚を大切にしているのです。物語の中にはお芝居、歌、ダンス、工作、絵本の読み聞かせなど、様々なジャンルが組み合わさり、季節感を感じられるような発表が行われます。
代表者 林ともみのキャリア
林ともみは早稲田大学を卒業後、女優やモデルとして活躍し、早くから芸能界に足を踏み入れました。創作活動は幼少期から続けており、自身のイベントを企画することで独自のアイディアを実験的に実現しています。パンデミックにより制作活動が一時停止しましたが、この期間を利用してSNSマーケティングや広報に関するスキルを磨き、2023年には初の監督作「りんごのおと」を制作しました。彼女のビジョンは、エシカルな生活や内面のケアを重視し、人生の豊かさを追求することにもあります。
終わりに
「April Dream」プロジェクトへの賛同を通じて、彼らは夢の実現に向けて全力で挑戦を続けています。大人も子どもも楽しめる「ナナメの関係」を広げ、すべての人が一体感を持てるイベント作りを目指すごった煮〜ずの挑戦に、ますます目が離せません。