レコチョクが新たなカラオケ体験を提供する「レコチョク play」を発表

レコチョク、新しいカラオケ体験を提供する「レコチョク play」を発表

株式会社レコチョクは、法人向けの新たな原盤利用許諾スキーム「レコチョク play」を構築した。このシステムは、特にカラオケ市場をターゲットにしたもので、2025年6月30日より開始される。最初の導入先はコシダカホールディングスが運営する「カラオケまねきねこ」で、同社のエンタメプラットフォーム「E-bo」に実装される。音楽ファンにとって、驚くべき新体験が待っている。

「レコチョク play」の概要

「レコチョク play」は、カラオケ機器メーカー向けに提供される新しいスキームで、原盤権者からの正規許諾を得た楽曲を使用することができる。これにより、原盤権者へ適切なロイヤリティの分配を実現するとともに、音楽ファンに多様な楽曲に高音質でアクセスできる機会を提供する。カラオケユーザーは、従来のMIDI音源では味わえない、鮮やかで豊かな音楽体験を享受できる。

カラオケの新たな楽しみ方

第一弾として「カラオケまねきねこ」に導入される「E-bo」は、利用者がスマートフォンと連携し「カラオケまねきねこアプリ」を通じて楽曲選曲を可能にする。この中では、ボーカル音量を自動的に調整する「かけあいモード」が搭載されており、アーティストとデュエットしているかのような新しい歌唱体験を実現している。さらに、アプリを通じてその場で楽曲をダウンロード購入できる機能も備えており、利用者の利便性が高まっている。

音楽市場の成長を目指して

レコチョクは、音楽市場の活性化をミッションとして掲げており、今回の「レコチョク play」はその一環である。カラオケ市場の拡大を促せば、音楽配信市場全体の成長にもつながると期待されている。今後、レコチョクは「E-bo」に加え、他のカラオケ事業者へのサービス展開も進めることで、より広範な音楽ファンの体験向上に寄与していく意向だ。