国立劇場が歌舞伎音楽研修生の募集期限を延長
国立劇場養成所は、2024年度に開講予定の第10期歌舞伎音楽(長唄)研修生の募集期間を延長しました。この機会に伝統的な芸能の学びを深めるチャンスを掴みましょう。
研修の目的と意義
歌舞伎音楽は日本の伝統文化に根ざした重要な芸術形式です。国立劇場養成所のこのプログラムは、次世代の芸術家を育成し、歌舞伎音楽が未来へと続くよう支援する役割を果たしています。受講生は3年間、専門的な指導を受けながら、技術や表現力を磨いていくことができます。
募集要項
応募資格
- - 中学校を卒業した男性(卒業見込みを含む)
- - 原則として23歳以下の方(経験は不問)
応募方法
応募は以下の書類を所定の期日までに提出する必要があります。すべての書類は自署が求められます。
1. 受験願書(所定用紙)
2. 履歴書(3ヶ月以内の写真貼付)
3. 同意書(保証人自署)
4. 住民票(発行日から3ヶ月以内)
5. 健康診断書(発行日から3ヶ月以内)
6. 写真2枚(履歴書と同じもの)
提出先は「国立劇場伝統芸能伝承者養成所」で、郵送の場合は「簡易書留」で提出し、封筒に必要事項を明記してください。
受付締切
応募の締切は2024年3月31日(月)です。
選考方法と研修内容
選考は作文、実技、面接によって行われます。そして、選考の結果、選ばれた方々は令和7年4月から3年間の研修を受けることになります。
- - 研修場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
- - 研修時間: 月曜から金曜の10時から18時まで
受講料と支援制度
この研修は無料で、必要に応じて奨励費貸与制度や宿舎も用意されています。ただし、宿舎には審査があり、料金が発生します。
また、研修開始から8ヶ月内に適性審査が行われ、継続の可否が判断されます。日本の伝統芸能に興味を持つ皆さんには、ぜひこの貴重な機会に応募していただきたいです。
お問い合わせ
詳細については、国立劇場伝統芸能伝承者養成所に直接お問い合わせください。電話受付は平日の10時から18時までとなっています。
国立劇場での研修を通じて、多くの人々に愛される歌舞伎音楽の継承者となる一歩を踏み出しましょう!