映画館でバレエ
2025-06-03 23:54:23

ロイヤル・バレエが贈る『ロミオとジュリエット』映画館での公開

映画館で楽しむバレエの名作『ロミオとジュリエット』



2023年6月6日から、英国ロイヤル・バレエが贈る不朽の名作バレエ『ロミオとジュリエット』の映画上映が始まります。この作品は、ケネス・マクミランの振付によるもので、1965年の初演以来、世界中で高く評価されています。数々の上演を経て、今なお新鮮な魅力を帯びています。

バレエの巨匠による名作



『ロミオとジュリエット』は、プロコフィエフの音楽とともに、マクミランが人間の心理を細やかに描写した振付が特徴です。この作品は、ただのダンス作品にとどまらず、深い感情表現が織り交ぜられており、観客の心を捉えて離しません。演劇的要素が強いロイヤル・バレエにとって、この作品はレパートリーの中でも非常に重要な位置を占めています。

ワディム・ムンタギロフのロミオ



今作では、ロミオ役にワディム・ムンタギロフが挑みます。彼は、自身が演じるロミオが自身に似ていると語る一方で、キャリアを重ねる中で演じ方が変わってきたことを明かしました。「ロミオ役はとても自然に演じられる役。今はまだ楽しんで演じることができる」と話す彼は、バレエを通しての成長を実感しています。

成長する演技



最近は、より複雑な役にも挑戦しているムンタギロフは、例えば『マノン』や『冬物語』などの作品を通じて、演技の幅を広げています。「過去数年で、3幕のロミオを演じる中で、少し成熟していると感じます。ジュリエットを失った時の心情は、以前よりも深く感じるようになりました」と語る彼。これは、ただのダンスパフォーマンスではなく、彼の情熱と人間としての成長を反映したものとなっています。

新しい挑戦『オネーギン』



ワディムは今年、『オネーギン』という新しい役にも初挑戦します。「この役は、全く異なる性格のキャラクターで、非常に大きな挑戦です」。大ヒットの予感がするこの役柄についても、「リハーサルを重ねる中で少しずつ体になじんできています」と前向きに語りました。観客は、彼の新たな側面を垣間見ることができるかもしれません。

日本でのパフォーマンス



さらに、彼は今年の夏に日本でも舞台に立つ予定です。「日本のお客様はバレエを愛してくれ、とても温かい」と話すワディム。本場ロイヤル・バレエによって創り出された『ロミオとジュリエット』を、映画館で体験できるこの機会は貴重です。ぜひこの機会を逃さず、彼の中で生まれる新たな感情や、バレエの素晴らしいドラマを楽しんでください。

まとめ



6月6日からの1週間、TOHOシネマズ日本橋を含む映画館で『ロミオとジュリエット』が公開されます。ワディム・ムンタギロフの演じる貴公子ロミオが、薄暗い劇場の中でどのように舞い、観客の心を打つのか、楽しみにしていてください。彼の素晴らしい演技と、古典バレエの魅力を映画館でぜひ体感してみてください。


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