Leina、初の映画主題歌を担当した『Veil』
シンガーソングライターLeinaが、映画『Veil』の主題歌「veil」を担当しました。この映画は、別府短編映画制作プロジェクトの第6作品目として、萩原健太郎監督がメガホンを取り、主演には大分県出身の夏生大湖が名を連ねています。この主題歌は、Leinaにとって初めての映画主題歌であり、彼女の音楽と作品のコラボレーションが生まれることに大きな喜びを感じているとのことです。
Leinaは「夢でもあった初めての映画主題歌で、作品と自分の音楽が共に創造されることが本当に幸せでした。初恋のような思い出です」と語っています。音楽の力で映画をさらに引き立てる存在になれることを願っていることでしょう。
初日舞台挨拶の模様
7月22日、立命館アジア太平洋大学で行われた初日舞台挨拶には、萩原監督や出演者たちが登壇し、映画が無事に公開されたことへの喜びを分かち合いました。萩原監督は、「映画を上映できて、別府に帰ってこれたことがとても嬉しい」と感慨深さを語り、会場の雰囲気を一瞬にして盛り上げました。
監督が語る「Veil」というタイトルの意味には、日本の単一民族文化の中で他者を理解する難しさと、それに対する想像力の重要性が込められています。特に、マイクロアグレッションというテーマにこだわった理由もこの点に関連していると明かしました。
主演の夏生大湖は大分県出身であり、故郷近くでの撮影ができたことに特別な喜びを感じていました。同じく出演した毎熊克哉も、3年前に別府を訪れたご縁でこの作品に関わることができた嬉しさを述べ、感謝の気持ちを表しました。
Leinaのサプライズ登場
舞台挨拶の最後には、なんとLeina自身が登壇し、主題歌「veil」を初披露しました。その圧巻の歌声は、観客の心を掴み、拍手が鳴り止みませんでした。舞台袖で聞いていた他のキャストもそのパフォーマンスに感動し、萩原監督は「自分がずっとファンだったLeinaさんに楽曲を提供していただき、本当に嬉しいです」と感激を表しました。
映画『Veil』の詳細
映画『Veil』は、立命館アジア太平洋大学を舞台にした作品で、大学生のコータが失恋を恐れつつも異文化交流を通じて成長していく姿を描いています。プトゥリ(ジェシー・プリシラ)との出会いを機に、自らの心の壁を少しずつ崩していく様子がリアルに描かれています。この作品には、APUの学生や教職員がエキストラとして参加し、地域とのつながりが深いものとなっています。
Leinaの力強い楽曲とともに、個性的なキャスト陣の演技が光る映画『Veil』。今後の展開にも大いに期待が寄せられます。Leinaはますます力を増しており、彼女の音楽がどのように広がっていくのか、目が離せません!