2025年、音楽シーンにおいて一際大きな存在感を放つロックバンド、MAN WITH A MISSIONが5月9日、石川県産業展示館にて「MAN WITH A "15th" MISSION PLAY WHAT U WANT TOUR 2025」のツアーファイナル公演を大成功裏に終えました。本ツアーは2月からスタートし、全国9都市で全12公演を開催。特に注目すべき点は、ファンから募集したリクエストを基にしたセットリストで構成されていることで、観客の期待に応える内容となりました。この新たなスタイルは、「PLAY WHAT U WANT」というキャッチフレーズのもと、より参加感のあるライブ体験を提供しました。
公演の最初を飾ったのは、ツアー各地で披露されてきた「When My Devil Rises」。巨大オオカミのオブジェはステージ上で鮮やかに光を放ち、顕著なビジュアルが場内を盛り上げます。その後も「distance」や新曲の「REACHING FOR THE SKY」など、次々と響く力強いサウンドが観客を魅了しました。特に「Circles」は、この日ライブで初めて披露され、歓声が巻き起こりました。
公演の締めくくりには、最新作「XV e.p.」収録のバラード「whispers of the fake」が流れ、Tokyo Tanakaのソロパフォーマンスが会場を包み込むように響きました。また、「Raise your flag」で幕を閉じる際には、ファンの熱い拍手に応える形で再登場し、締めの言葉が印象的でした。「15年間アリガトウゴザイマシタ」の言葉には、彼らの活動の歴史とファンへの感謝が込められています。
この記念すべき公演を通じて、MAN WITH A MISSIONは新たに「XV e.p. Tour 2025」も発表。東京・大阪・広島の3都市での公演が予定されており、これがまた新たな期待を呼び起こすことでしょう。15周年を迎えた彼らのアリーナツアーの模様は、WOWOWにて独占放送されることも決まっています。
加えて、15周年を記念して、数々の歴代アルバムのアナログ化も計画されており、ファンにとってはたまらない嬉しいニュースです。今後も日本国内外でのライブが続々決定しており、特に秋には欧州ツアーも控えているMAN WITH A MISSIONから目が離せません。彼らの音楽とライブパフォーマンスが、これからどのように進化していくのか楽しみでなりません。