押尾コータロー、25周年記念ライブが東京・大阪で熱狂の幕開け
2023年6月21日と27日の二日間、押尾コータローの25周年を祝うライブ「押尾コータロー 25th Anniversary Live Prologue “MY BEST”」が東京と大阪で行われた。のっけから、観客を魅了する彼のアコースティックギターの音色が響き渡る。2002年のメジャーデビューから数えて、来年で25年という節目の年に、どのようなステージが展開されたのか、詳しくレポートする。
開幕の瞬間
ライブのスタートは、押尾の名曲『Legend ~時の英雄たち~』から始まる。彼が披露する独特のオープンチューニングやタッピング奏法に観客は釘付けだ。まるでバンドがいるかのような音響に、押尾のギター一台だけでこのような表現ができることに、毎回感動せざるを得ない。観客は彼に対する熱い拍手で迎え入れる。
「ようこそお越しくださいました!」と観客に挨拶し、押尾が自身の音楽とその思いを伝えていく。続く楽曲『Departure』では、その爽快感に誰もが心を躍らせ、癒しを与える『オアシス』、温かい音色の『EDEN』、そしてフラメンコを思わせる情熱的な『Destiny』と、押尾の代表曲が立て続けに披露される。特に『My Guitar, My Life』では、自身の音楽の旅路をともに歩んできた相棒であるギターへの深い愛情と感謝が込められており、聴く者の心に温かさを与えた。
アコースティックコーナーの魅力
続いてアコースティックコーナーへと移り、彼の手元には1920年代の古いギブソン・ギターが登場する。新しいギターとの違いについての面白いトークが繰り広げられ、観客との親近感も増していく。「新品ギターは『叩いてください!』と言ってくれますが、オールドギターからは『俺を弾かれたくない』という声が聞こえました」といったユーモラスな表現には、観客も思わず笑い声をあげる。ここまでのトークと音楽のコントラストが会場の雰囲気を一層和やかにしている。
さらに押尾は、ちょっとしたサプライズとして重厚感のある『ボレロ』を披露し、その後は坂本龍一の名曲『Merry Christmas Mr.Lawrence』まで、観客を魅了し続けた。特に、押尾自身が「この曲はマイベスト」と称した『Birthday』では、ファンへの感謝が伝わり、温かな雰囲気に包まれる。
ライブ後半の興奮
後半に差し掛かると、会場はさらにヒートアップ。『Big Blue Ocean』では観客のコール&レスポンスで場が盛り上がり、押尾も関西弁で「みんな好っきゃで!」と盛り上げる。ロックな『HARD RAIN』でのエネルギッシュな演奏により、熱気は最高潮に達する。最後を飾るのは『美しき人生』で、観客との一体感が生まれ、盛大にフィナーレを迎えた。
思い出に残るサプライズ
アンコールに応えて再登場した押尾には、サプライズゲストとして未唯mieが花束を持って駆けつけ、特別な瞬間を共に祝福する。さらに名曲『UFO』のコラボ演奏が実現し、観客は興奮の渦に巻き込まれた。新アルバム「LOVE is All Around」から初披露された新曲『Blue Flame』は、25周年の新たな挑戦を感じさせる楽曲であり、観客に強い印象を与えた。
押尾はこれから全国ツアーを予定しており、原点回帰のライブで全国を巡る。ファイナルとなるスペシャルライブはビルボードライブ横浜で行われることも発表し、ファンに向けて「全部来てくださいね」と力強くアピールした。観客はその声に応え、さらなる感動が待っていることを予感させた。
まとめ
アコースティックギター一本で音楽の可能性を最大限に引き出す押尾コータローのライブは、彼の音楽に触れていない方にとっても、心に響く体験となること間違いなし。これからの25周年イヤーに向けて、押尾の活動に要注目である。
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