篠笛チンドンの魅力
2025-04-10 14:44:47

篠笛チンドンの独特な音色が彩る新たな文化発信拠点『f+studio』

篠笛チンドンの独特な音色が彩る新たな文化発信拠点『f+studio』



2024年、東京・足立区に新たにオープンした『f+studio』は、伝統的な篠笛文化と現代の生活を融合させた新しい空間です。運営を手掛けるのは、1913年に創業した篠笛の名門、『大塚竹管楽器』。高級篠笛の製作だけでなく、篠笛の魅力を伝える場として注目されています。

篠笛業界の名門、大塚竹管楽器



大塚竹管楽器は、終戦後に足立区へ移転し、地域に寄り添った形で篠笛の製作を行ってきました。その実績から、「足立ブランド」として認定されています。代表の大塚敦さんは、足立区を盛り上げる活動を重視し、篠笛業界での日本一を誇る会社としての責任を感じています。

実際に、彼らは千本桜まつりに参加し、着物姿で篠笛チンドンを披露しました。多くの来場者の心を温めるその音色は、篠笛伝統の力を再確認させるものでした。

生音で楽しむ新拠点『f+studio』



『f+studio』は、篠笛の生演奏を通じてその魅力を体験できる場所です。このスペースは、カフェと防音スタジオが融合した新たな文化発信の場として設計されています。広々とした約20帖のスタジオでは、個人レッスンやグループワークショップが行えます。

大塚代表は「この場所で傍にいる人と篠笛の生音を共有することで、より深く篠笛の魅力を感じてもらえます」と強調します。週末にはカフェも営業しており、くつろぎながら篠笛文化を楽しめる特別な時間を提供しています。

2025年4月からは、篠笛のレッスンスクール『OTO class(おとくらす)』もスタート。初心者でも簡単に篠笛演奏を体験できるプログラムを用意しており、興味を持つ多くの人々を受け入れる体制が整っています。

進化する篠笛の取り組み



『f+studio』の設立には、10年以上の構想があったと言います。防音設備の導入には多くの資金がかかりましたが、それを乗り越えて実現に至りました。若い世代の篠笛への興味喚起も嬉しい驚きだと、大塚代表は語ります。

また、篠笛チンドンとともに展開されるキッチンカー『F+BASE』も、その一環です。篠笛の音色が響く中で、美味しい食事を提供することで、より多くの人に伝統音楽を体験してもらう機会を作っています。

まとめ



『大塚竹管楽器』の新たなプロジェクト『f+studio』と『F+BASE』は、伝統と革新を進める拠点として日本の文化を次世代に繋いでいく役割を果たしています。この取り組みを通じて、多くの人々が篠笛の音色に心を躍らせることを願っています。今後も、その成長を見守り続けたいです。


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