新たなステージへと歩み出したとぅーしの初のワンマンライブレポート

新たな一歩を踏み出したとぅーしのワンマンライブ

2023年、アニソンダンスパフォーマーの「REAL AKIBA BOYZ」に所属するとぅーしが、初のワンマンライブ「とぅーし First One Man Live “FIRST VOICE”」をSHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて開催しました。本ライブは、ダンスを主戦場としてきた彼が新たな挑戦としてシンガーとしてのキャリアをスタートさせる場となりました。

夢を繋いで進んだ1年の集大成

本公演では、怪我を克服し歌の道へと進み始めたとぅーしの1年間の軌跡が表現され、多くの感謝の気持ちが詰まったステージが展開されました。彼は「怪我をして音楽に挑戦することができ、今回このステージを実現できたのは支えてくれた皆さんのおかげ」とコメントし、その思いをパフォーマンスに込めていました。

歌声に込めた想い

ライブの始まりは幻想的な青いペンライトの光景が会場を包み込む中で、オリジナル曲「SHIZUKU」や「残響パラドックス」、さらにはカバー曲「曇天」（DOES）や「HOT LIMIT」（T.M.Revolution）と続き、観客は興奮を隠せない様子でした。

最も印象的だったのは、彼の新曲「LOAD」の披露です。「怪我をしてよかったとは言えないが、この景色を見られていることはすべてに意味があった」と語ると、会場は静かな感動に包まれました。「LOAD」は彼の新たなスタートを象徴する楽曲で、その歌声は思いを直に届け、観客の心を掴みました。

仲間と支え合う絆

ワンマンライブの中では、1部で「REAL AKIBA BOYZ」の2024年10月に予定されている武道館公演で披露される「あいつら全員同窓会（ずっと真夜中でいいのに）」を歌った後、2部では「RAB ESPICE」のメンバーと共にコラボナンバーを披露し、仲間への感謝の念をしっかりと表現していました。

さらに、バンド名「ブルーエクスプロージョン（青爆）」の発表や、新曲「PLAY PARADE」の初披露、故郷・沖縄のアーティストMONGOL800の楽曲「あなたに」など、感謝を込めた数々の楽曲が次から次へと奏でられました。会場の雰囲気は、未来への期待と仲間との絆を確認し合う温かいものに溢れていました。

未来へ向かって

11月15日には「LOAD」のミュージックビデオのティザー映像が公開され、12月1日からは音楽ストリーミングサービスでの配信も始まります。この「LOAD」は、彼にとって重要な節目の作品となり、今後の展開に大きな期待が寄せられています。

とぅーしのシンガーとしての新たな挑戦が、どのように彼の未来を形作っていくのか、今後も注目が集まります。彼が次のステージへと進む姿を、ファンたちは楽しみに待っています。要チェックの実力派アーティストとして、今後の成長に期待が高まる一夜でした。