大滝詠一のナイアガラ・レコード設立50周年記念上映会の詳細

大滝詠一のナイアガラ・レコード50周年記念上映会

2025年7月に、大滝詠一が設立したナイアガラ・レコードの50周年を祝う特別な上映会が開催される。このイベントは、御茶ノ水RITTOR BASEで行われ、1976年に録音された幻のスタジオ・ライブ映像が公開される。特にポイントとなるのは、同映像が5.1チャンネル音声に変換され、臨場感あふれる体験ができるという点だ。

このスタジオ・ライブ映像は、『Niagara Triangle Vol.1』のプロモーションの一環として製作されたもので、通称「ナイアガラ・プロモーション・フィルム」として知られている。この映像は音楽ファンの間では極めて珍しい存在であり、大滝詠一自身をはじめとする豪華な出演陣にも注目が集まる。参加ミュージシャンには、ギタリストの伊藤銀次や村松邦男、スティール・ギター奏者の駒沢裕城、ベーシストの寺尾次郎、ドラマーの上原裕、そして坂本龍一が名を連ねており、とりわけYMO結成前の坂本氏が参加している姿を拝見できることは非常に貴重な機会だ。

イベントの詳細

上映会は2025年7月18日（金）から20日（日）までの3日間にわたって行われる。毎日6回の上映が予定されており、各回の上映時間は約20分。具体的な上映時間は、11:30、13:00、14:30、16:00、17:30、19:00の6回だ。入場券は2,200円で、ミニ・パンフレットも付き、さらに来場者には『大滝詠一レコーディング・ダイアリー』が配布される特典も用意されている。

チケットは事前予約制で、専用のPeatixサイトから6月25日より販売が開始されている。特に、近隣の神保町New Galleryでは7月11日から8月3日まで特別企画展『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey』も開催されており、これとの合わせて楽しむことができる。

5.1ch化の特別演出

当上映会の最大の魅力は、映像が5.1ch音質で再生されることであり、従来の録音よりも高品質なサウンド体験が可能になる。音楽ファンはもちろん、大滝ファンにとっても見逃せないイベントとなることだろう。大滝詠一の音楽を体験する絶好の機会であり、この上映会で体感した音の世界は長く記憶に残ることだろう。

本イベントの魅力

地域での音楽イベントとしても重要な位置を占める本上映会は、ファンにとって特別なひとときを提供すること間違いなし。主催者であるリットーミュージックは、アーティストとファンをつなぐ架け橋としての役割を果たし続けている。更に、映像の上映とともに、関連する商品として『All About Niagara 1973-2024』の特製ポスターも販売される予定だ。これら商品を手に入れることで、ファンはより一層大滝詠一の音楽に浸ることができる。