東京の島と音楽
2025-11-26 14:58:28

東京の島が持つ魅力を音楽で表現するプロジェクトが始動

東京の魅力を新たな切り口で発信することを目的としたプロジェクト「Sound Trip of SHIMA」が、音楽事業を手がけるGerbera Music Agency(GMA)により開始されました。この取り組みは、東京都が運営する観光サイト「DESTINATION TOKYO ISLANDS」の中で展開されており、東京の離島や島しょ地域における特有の音風景を楽曲として形にするものです。

新しい音楽の形



このプロジェクトは、音楽を通じて東京の島々が持つ魅力を伝えようとする試みです。第一弾では、U-zhaan、MIZ、青葉市子、前田エマなど、各島に関係するアーティストが集まり、音楽を通じてそれぞれの島の新たな魅力を再発見しました。公開後わずか3日でプレイリストへ寄せられた「いいね!」の数は1,000件を超え、多くの人々がこのプロジェクトに共感し、島の文化や魅力への関心も広がっています。「素敵なプロジェクト」という声がSNS上に溢れ、リスナーたちはアーティストたちの選曲を通じて島々の文化に触れ合う機会を持ちました。

第二弾のアーティストたち



第二弾のプロジェクトでは、MIZ、UYUNI、斉藤尋己、武徹太郎(馬喰町バンド)の4組のアーティストたちが現地で録音した“島の音”をベースにオリジナル楽曲を制作します。2025年11月にUYUNIが父島での楽曲をスタートとして、12月にMIZ(八丈島)、1月に斉藤尋己(大島)、2月には武徹太郎(神津島)がそれぞれ新曲を発表予定です。

これらの楽曲制作においては、気になるキーワードとして“音”が挙げられます。実際に島で録音された自然音や地域の生活音を反映させた作品は、聴く人々にその場にいるかのような臨場感を提供し、島の風景や文化を音楽として感じ取ることができます。

UYUNIの最新曲「tsumugu」



本日公開された楽曲「tsumugu」は、UYUNIが父島を訪れた際に体験した「お見送りの時間」をテーマにした楽曲です。電波が届かない24時間の船旅を経て、島のアクティビティを楽しんだ後に、出航時の「いってらっしゃい」「ありがとう」という声が響く状況を描いています。UYUNIはこの光景を「大勢の旅客がそれぞれの期待を胸に船に乗り込み、さまざまな経験を共有する様子はまるで映画を観るようだった」と表現しました。

楽曲は、自然音と共に出航前夜の感情の変化をアンビエントなサウンドで表現しています。これにより聴く人は、ただ音楽を楽しむだけでなく、実際の島の情景を思い描くことができます。この作品が持つ音楽的な要素と共に、自然環境へのリスペクトも込められています。

アーティストの想い



MIZは八丈島にルーツを持つアーティストとして、島の人々とのふれあいが持つ大切さについて語ります。「島でバッタリ会えることが何よりも嬉しい」と、音楽と共にそこに住む人々の生活を感じる姿勢を大切にしていると語ります。

一方、UYUNIは「豊かな自然と島の人々の温かさを表現したい」と思い、父島の体験をもとにした音楽を制作し続けています。斉藤尋己は「夜から朝にかけての特別な時間をサウンドスケープとともに形にしたい」と語り、武徹太郎は神津島の自然や文化を音楽と映像に落とし込む計画を語ります。

終わりに



音楽を通じて東京の島々の魅力を再発見するこのプロジェクトは、ただの観光促進にとどまらず、地域文化の振興にも寄与するものです。訪問する人々が音楽を通じて島の温かな風土を感じることができる、この新しい試みに期待が寄せられています。プロジェクトの詳細については、車両音楽に関する情報が掲載される公式サイトをチェックしてみてください。


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