ザ・ブルーコーツオーケストラが再び舞台へ
2025年7月31日、東京都千代田区に位置する日経ホールにて、79年の伝統を誇る「ザ・ブルーコーツオーケストラ」の特別公演が開催されます。このイベントでは、映画音楽とジャズの名曲が披露され、観客をその魅力で魅了します。
ザ・ブルーコーツオーケストラの歩み
『ザ・ブルーコーツオーケストラ』は、1946年に再結成された「スイング・オルフェアンズ」を母体として、1949年にその名を改めました。以来、最も長い歴史を持つビッグバンドとして、音楽界に輝かしい足跡を残し続けてきました。これまでに黛敏郎や秋吉敏子といった数々の名作曲家やミュージシャンを輩出しており、その音楽は上品かつアカデミックな響きが特徴です。
現在、三代目リーダーであった森寿男は引退し、2023年に岩﨑敏信が四代目リーダーとして活動を引き継ぎました。彼はカウントベイシーやデューク・エリントンの精神を踏襲し、ジャズの伝統を守り続けています。また、グレン・ミラー・フェスティバルへの出演など、国内外でその名を知られています。
公演内容とプログラム
今回の公演では、映画音楽とジャズの名曲が登場します。具体的には、ヘンリー・マンシーニによる映画『ひまわり』の愛のテーマから始まり、映画『Shall we ダンス?』の「Shall We Dance?」、チャールズ・チャップリンの映画『ライムライト』における「テリーのテーマ」など、映画ファンにはたまらないプログラムが用意されています。また、グレン・ミラーやルイ・プリマの楽曲も演奏され、聴きごたえ満載です。
公演は2025年7月31日、18:00開場、18:30開演で、約2時間の上演を予定しています。チケットは全席指定で4,000円(税込)となっており、未就学児の入場はできません。チケットの購入は「カンフェティ」を通じて行えます。詳細な情報は公式ウェブサイト(https://art.nikkei.com/muse/)で確認できます。
クラシックな響きと新しい試み
ザ・ブルーコーツオーケストラは、古典的なジャズの魅力を大切にしながらも、常に新しい試みを取り入れています。リーダーの岩﨑敏信は、ビッグバンドの王道を追求しつつも、その演奏には新たな息吹を感じさせます。今もなお進化し続ける彼らの演奏は、かつての青春の思い出を蘇らせてくれることでしょう。
音楽を通じて多くの人々に感動を与えるザ・ブルーコーツオーケストラ。映画音楽とジャズのコラボは、観客一人ひとりに特別な体験を提供します。ぜひ会場でその魅力を体感してください。