甲斐バンド特別ライブ
2026-02-04 18:36:32

甲斐バンド、50周年イヤーを締めくくる特別ライブを豊洲PITで開催

甲斐バンド、50周年イヤーの集大成を豊洲PITで



甲斐バンドは2024年11月にデビュー50周年を迎え、これを記念したアニバーサリープロジェクトを実施。彼らの50周年を祝う中、16年ぶりの日本武道館公演を圧倒的なパフォーマンスで成功させ、その余韻が残る中で12月26日に豊洲PITで驚きの特別ライブ「ニュー・ブラッド」を開催した。このライブは、50周年イヤーを象徴する新たな試みが詰まった一夜限りのイベントであり、観客の期待は高まっていた。

会場の豊洲PITには、プラチナチケットを手にしたファンが玲音のように長蛇の列を作り、冬の寒さを忘れさせる熱気が漂っていた。開演時間を過ぎると、場内が暗くなり、薄い幕越しに甲斐バンドの姿が浮かび上がる。最初に演奏されたのは「破れたハートを売り物に」。甲斐よしひろ、松藤英男、田中一郎の三人が歌い上げる中、歌詞に込められた感情が観客の心に響いていく。

続いて披露されたのは「きんぽうげ」。内面的な愛の痛みを表現したこの曲と、その歌詞に祈るように耳を傾ける観客の姿が印象的で、特にギタリスト田中のソロは魂の叫びのように感じさせた。開始早々に名曲が続く中、会場のテンションはすでにピークに達していた。

この日、最も大きな期待が寄せられたのは、新たにLEDスクリーンを使用したステージ演出だ。これまでにない映像表現が、彼らの楽曲に新たな命を吹き込み、特に「翼あるもの」のパフォーマンスでは、視覚的なエクスペリエンスが音楽体験をさらに深めていた。

甲斐は「新しいアプローチで新しい試みのライブを!」と宣言し、続いて演奏された「三つ数えろ」では、独特の映像が観客を幻想の世界へと誘う。短かったが、エネルギーに満ちたその曲は彼らの確かな音楽的成長を感じさせる瞬間だった。

そして、定番の「安奈」も披露され、場内全体がその懐かしさに包まれた。彼らのキャリアを彩る作品の数々が映し出され、会場は感慨に浸った。

本公演の圧巻は、後半に行われた怒涛の連続曲。静かなスタートからいきなり加速し、全員の士気が高まる中で演奏された「漂泊者(アウトロー)」では、甲斐の声が客席と一体となり、高揚感が沸き起こる。

熱烈なアンコールでは、「ノワール・ミッドナイト」が圧巻で、昨年亡くなった西村智彦とのコラボ作が披露され、その挑戦的なサウンドに会場が釘付けとなった。

最後の曲「HERO」では、舞台上と客席が熱いエネルギーで満たされ、このパフォーマンスが50周年を経て新たなスタートを切るものであることが感じられた。「ありがとう。また来年やるからね」という甲斐の言葉が会場全体に響き渡り、次回への期待を残した。

50周年を祝うアニバーサリーを美しく飾ったこのライブ。甲斐バンドは常に挑戦を続け、自らの音楽に新たな命を吹き込む姿勢を示した。未来へ向けた期待はさらに高まり、この特別な夜が彼らにとって新たな伝説の幕開けを象徴するものであることは間違いない。彼らのさらなる活動に目が離せない。

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セットリスト


1. 破れたハートを売り物に
2. きんぽうげ
3. 翼あるもの
4. 三つ数えろ
5. ランナウェイ・ブルース
6. フェアリー(完全犯罪)
7. ビューティフル・エネルギー
8. BLUE LETTER
9. 安奈 -2012-
10. 黄昏に消えた
11. 氷のくちびる
12. ポップコーンをほおばって
13. 冷血(コールド・ブラッド)
14. 漂泊者(アウトロー)
15. 【アンコール】
16. ダイナマイトが150屯
17. ノワール・ミッドナイト
18. HERO(ヒーローになる時、それは今)

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番組情報


甲斐バンド 50TH ANNIVERSARY EXTENSION 「ニュー・ブラッド」 presented by WOWOW
放送日: 2026年2月7日(土)午後8:00~
放送局: WOWOWプライム / WOWOWオンデマンド ※アーカイブ配信あり。


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