2人の若き才能が織り成すショパンの世界
2025年3月5日、横浜みなとみらいホールで、ショパン国際ピアノコンクール2015のファイナリストである若きピアニスト、ケイト・リウとエリック・ルーのコンサート「ショパン・ナイト」が開催されます。この特別な公演では、シューベルトの名曲を中心に、彼ら独特のピアノの魅力を引き出した演奏を楽しむことができます。
1. ケイト・リウとエリック・ルーの素晴らしいソロ演奏
コンサートの前半では、ケイト・リウ(第3位)とエリック・ルー(第4位)が、それぞれのスタイルでショパンの名曲を披露します。エリックが演奏するのは、「ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 Op.44」、「ポロネーズ 第9番 変ロ長調「遺作」 Op. 71 No.2」、そして「幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61」。ケイトは「葬送」をはじめとする名作に挑み、観客を魅了します。すでに彼らは「横浜みなとみらいホール」での過去の公演でも大きな成功を収めており、再びこの地での名演を楽しめることは、ファンにとって特別な機会と言えるでしょう。
コンクールから10年が経ち、2人はさらに成熟した演奏を披露します。それぞれの個性が光る多彩なプログラムは、聴衆に深い感動をもたらすでしょう。
2. 息の合ったデュオ演奏の魅力
後半は、2台ピアノの演奏に移り、モーツァルトのソナタとショパンのロンドが演奏されます。ケイトとエリックが共に描く音楽のハーモニーは、ワルシャワやシンガポールでの共演での確かな成果をもとに、さらに磨かれたもの。彼らのデュオ演奏は、聴衆との一体感を生み出し、ショパンらしい情緒を存分に味わわせてくれることでしょう。
演奏される曲目は「モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448」や「ショパン:2台のピアノのためのロンド ハ長調 Op. 73」。これらの名曲を彼らが演奏することで、音楽に対する情熱が聴衆に伝わります。
3. イベント情報
この素晴らしいコンサートは、横浜みなとみらいホールの大ホールで行われ、チケットは全席指定で販売中です。S席が6,000円、A席が5,000円、U-30席は3,000円、高校生以下は2,500円で購入可能。申込は横浜みなとみらいホールチケットセンターへの電話で受付ており、ぜひお早めにチケットをゲットしてください。
結論
ショパン国際ピアノコンクールのファイナリスト同士による素晴らしいコンサート「ショパン・ナイト」は、彼らの成長した音楽家としての姿を垣間見る絶好の機会です。横浜の音楽ファンはもちろん、多くの観客が期待するこのコンサートをお見逃しなく。