オット新作ノクターン
2025-02-07 16:01:59

アリス=紗良・オットが贈るノクターンの美しき世界

アリス=紗良・オットが贈るノクターンの美しき世界



ドイツと日本の血を引く著名なピアニスト、アリス=紗良・オットは、2月7日(金)に新作アルバム『フィールド:ノクターン全集』をリリースする。彼女は、これまでにも数多くの洗練された作品を世に送り出してきたが、今作は特に注目すべき内容となっている。

このアルバムには、アイルランドの作曲家ジョン・フィールドが19世紀に初めて創作した「ノクターン」(夜想曲)を18曲すべて収録。フィールドはショパンにも大きな影響を与えた作曲家であり、彼のノクターンは今なお多くの音楽ファンを魅了し続けている。

オットは、フィールドのノクターンに取り組むことで多くの感銘を受け、録音を通じてこの歴史的な作曲家の物語をリスナーと共有したいと語る。彼女はこの録音をすることで自身の人生が一層豊かになったとし、聴く人々にノクターンという形式の起源に触れる機会を提供することを望んでいる。

また、アルバムは高音質であるMQA-UHQ仕様の通常盤と、豪華なミュージック・ビデオを収めた初回限定盤の2形態が用意される。特に初回限定盤にはテノール歌手アンドリュー・ステイプルズが監督を務めたミュージック・ビデオが収録され、視覚的にも楽しめる内容になっている。

リリースを祝して、2月7日(金)の22時からは、「ノクターン 第2番 ハ短調」のミュージック・ビデオがドイツ・グラモフォンのYouTubeチャンネルでプレミア公開される。プレミア上映中には、オット本人も参加するとのことで、ファンにとっては貴重な機会となる。さらに、2月16日(日)には、オットのノクターンの世界を体験できる50分間の映像作品『NOCTURNES』が配信される予定だ。

2025年には日本でのツアーも計画されており、仙台、東京、兵庫、名古屋の4都市で公演を行い、アルバムの収録曲を中心にしたプログラムが披露される。オットはこれに加え、様々な共演者とのコラボレーションもあり、今後ますます活躍の場を広げていくことが期待されている。

オットは1988年にミュンヘンで生まれ、4歳からピアノを始める。2008年にドイツ・グラモフォンと契約し、以来多くの熱心な支持者を得ている。彼女は深い音楽性と高度な技術を持ち合わせており、ビッグネームとの共演も多数経験している。特に、ショパンを中心に幅広いレパートリーを持ち、多様な音楽スタイルでの挑戦を余念がない。

彼女の新作『フィールド:ノクターン全集』は、音楽の新たな地平を切り開く作品であり、一人一人の聴衆に深い感動を届けるだろう。音楽ファンはぜひこの機会を逃さず、彼女の魅力に触れてみてほしい。オットの新しいアルバムは、音楽の持つ力を再確認させてくれる素晴らしい作品となることは間違いないだろう。


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