サントリーホール2025-26
2025-03-07 11:32:35

サントリーホール、2025-26シーズンの公演内容を発表!多彩なプログラムに期待

サントリーホールが2025-26シーズンの公演内容を発表



東京都港区赤坂に位置するサントリーホールは、音楽文化の発展とその継承を目指し、質の高い多彩な公演を提供しています。この度、2025年度に開催される主催公演の全貌を紹介する冊子『SUNTORY HALL PRESENTS 2025-26』が発行され、特設ホームページも更新されました。

新たなシーズンに向けたテーマ



今回のシーズンのテーマは「最高峰の感動体験」「多様な価値で創造を広げる」「人と人をつなぎ、響きあう」「共に未来をつくる歓び」の四つ。これらのテーマに沿った魅力的なラインナップが、音楽を愛する全ての人々を惹きつけることでしょう。

特設ページでは、多様な音楽イベントが紹介されていますが、特に注目すべきは「こども音楽フェスティバル 2025」。これは、ゴールデンウィークに開催される世界最大級のクラシック音楽の祭典です。4日間にわたって子供たちが音楽の楽しさを体験できるイベントが盛り沢山で、多くの参加者が期待されます。

さらに、初夏には国境や世代を超えた演奏家が集まる「チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」が16日間にわたり開催されます。ここでは、さまざまなスタイルの室内楽を楽しめることから、異なる文化を感じられる貴重な機会になるでしょう。

現代音楽の祭典とクラシックシーズン



1987年から続く現代音楽の祭典「サマーフェスティバル」では、作曲家ジョルジュ・アペルギスをテーマにしたプログラムが展開されます。これにより、現代音楽ファンにとって見逃せないイベントとなること間違いなしです。また、故芥川也寸志の生誕100周年を祝う「芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会」も行われ、芥川の業績をしっかりと後世に伝えていくことでしょう。

秋には、小山実稚恵のデビュー40周年を記念した協奏曲演奏会や、サントリーホールアソシエイト・アーティストの内田光子によるピアノリサイタルが待っています。特に、クリスティアン・ティーレマンが指揮するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のパフォーマンスは、音楽界において一大イベントとなる予感がします。

新たな企画と教育普及活動



加えて、クリスマスやニューイヤー・コンサート、オルガンをテーマにした新企画「伊集院光と行く!奥深~いオルガンの世界 トーク&コンサート」が新たに登場し、音楽の新しい楽しみ方を提案します。また、平日午後2時のトーク付き名曲コンサート「にじクラ」や、サントリー音楽賞受賞を記念したコンサートでは、近藤譲作のオペラ『羽衣』が日本初演されることも注目です。

サントリーホールの教育普及や社会貢献活動である「Enjoy! Music プログラム」も重要です。未来を担う子供たちを対象としたさまざまな企画や、若手プロフェッショナルを育むアカデミーの取り組みは、音楽界の将来に大きな影響を与えることでしょう。

冊子はサントリーホールのチケットセンターや正面入口横のラック、さらにアーク森ビルのラックでも手に取ることができます。音楽のある豊かな生活が実現するこの新しいシーズン、ぜひ皆さんもこの機会を逃さず、サントリーホールでの公演を楽しんでください。


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